秩父宮記念公園はかつて、故秩父宮雍仁親王(ちちぶのみややすひとしんのう)殿下が御養生のため勢津子妃殿下と戦中戦後の約10年間お住まいになられていた御別邸でした。勢津子妃殿下がお亡くなりになられた後、その御遺言により御殿場市に遺贈され、2003年に記念公園として開園されました。日本の歴史公園100選にも選定されている御殿場市民の憩いの公園です。東京ドームの約1.5倍の広さ(約18,000坪)をほこる敷地には、四季折々の豊かな自然と花々があふれ、ゆったりと散策を楽しむことができます。
秩父宮雍仁親王殿下は登山やスキーなどを愛好され、またラグビーや多くのスポーツの振興に尽力されていたことから「スポーツの宮様」として知られていますが、晩年には陶芸にも親しまれ、殿下が焼き物を作られた窯「三峰窯」が現在も園内に残されています。同じく園内にある茅葺屋根の母屋は江戸時代の古民家を移設したもので、御殿場市の指定文化財にもなっていて、整備された室内には秩父宮家ゆかりの品々を展示する記念館としてその一部が公開されています。母屋の外を囲む樹齢約130年の枝垂れ桜は、春には見事な桜の花を咲かせ、4月上旬に開催される「御殿場桜まつり」のシーズンには、ライトアップされた見事な夜桜を観賞することができます。
近隣には富士仏舎利塔平和公園や御殿場カルチャーファーム、御殿場アウトレットなど多くの観光スポットもあるので合わせて訪れるのもおすすめです。
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インターネット
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パーキングおよび送迎
普通車:200円
バス・マイクロバス(100名未満):1,000円
バス・マイクロバス(100名以上):無料
トイレ
有り
屋外施設
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屋内施設
記念館、休憩所、売店
飲食施設
喫茶店/うぐいす亭(営業時間10:00~16:00)
子供向け設備
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持ち帰り
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体験
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予約
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バリアフリー
有り(優先駐車場・車椅子の貸出・多目的トイレなど)
対応言語
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その他
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