種子島のご当地グルメをご紹介!郷土料理・絶品料理が楽しめるおすすめカフェ・居酒屋

江東 ゆり

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更新日 2021年7月16日

種子島にある広田海岸から見える宇宙センター

鹿児島県に属する種子島は、西之表市・中種子町・南種子町から成る南北に細長い島です。鉄砲伝承やロケット発射地としても有名ですが、近年ではアニメにヨガ、サーフィンの聖地としても人気上昇中。豊かな自然を感じながらこれらの趣味にどっぷりと浸る、そんな贅沢な旅が楽しめますよ!

黒潮に育まれた数多くの漁場を持つ種子島では、新鮮な魚介類が毎朝市場にあがります。その中には島の近海で育つ、ご当地の名産品も!自然の恵みである旬の食材が豊富に揃っており、島内ではそれらを贅沢に堪能できるグルメな名店も数多く並びます。種子島観光に来たなら忘れずに、島グルメに舌鼓を!今回は種子島で絶品料理が楽しめる名店をご紹介します。

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ご当地食材が勢揃い!種子島グルメを彩る名産品をご紹介

凝縮された濃厚な旨味の「アサヒガニ」

種子島の名産品「アサヒガニ」

11月から漁が解禁となる種子島の冬の味覚として人気のアサヒガニは、その貴重さゆえに高級食材として知られています。一般的に想像するカニとは異なるずんどうで手が短い独特な形をしており、引き締まった身の部分が分厚く食べ応えも抜群です。濃厚な味噌は酒の肴にも最適。素材のおいしさが感じられる塩茹でがおすすめです。

種子島の高級食材「ぞうりエビ」「伊勢エビ」

種子島の名産品「ゾウリエビ」「伊勢エビ」

名前の通り草履のような形が特徴のゾウリエビは、殻が硬く棘もあるため処理前に触るときには注意が必要です。甘みが強く熱を通しても硬くなりにくい身は、エビらしい香りで濃い味わいが特長。こちらも数があまり獲れない貴重な魚介なこともあり、高級食材とされています。素材の味を楽しめる塩茹でがスタンダードな食し方です。

種子島のみで飼育される幻の「インギ-地鶏」

種子島の名産品「インギ-地鶏」

種子島のみで飼育されていたインギ-鶏を主にサイズの面で品種改良し、インギ-地鶏という名で育てられています。鶏肉独特の臭みもない濃厚な味わいと程よく弾力のある肉質が特長で、最近人気上昇中のブランド鶏。安納芋とコシヒカリ、さらに種子島の温泉水を餌にしており、広々としたストレスの少ない環境で大切に育てられています。

ほっぺが落ちる甘さにファンも多い「安納芋」

種子島の名産品「安納芋」

1998年(平成10年)に品種登録されてから今や全国区で人気を集める安納芋は、とろけるようなねっとりとした食感や蜜が溶け出るほどの甘さを特長としています。一般的なサツマイモの糖度が14程度なのに対し、安納芋は糖度17前後。お菓子や焼酎の原材料としても多く使われています。ちなみに豆知識ですが、実は種子島は日本で初めてサツマイモ栽培に成功した場所でもあるそう。

優しい口当たりが特長的な「種子島焼酎」

種子島の名産品「芋焼酎」
種子島焼酎の「島乃泉」「甘露」「南泉」

軟水系で鉄分の少ない清らかな天然深層地下水を豊富に有する種子島は、実は焼酎造りにとても適した土地。この種子島の天然水は口に含むと甘くとろりとした柔らかい感触で、種子島の焼酎の多くがまさにこの水のイメージを反映したようなまろやかな味わいです。比較的焼酎初心者にも馴染みやすい焼酎も多数。安納芋を始めとした種子島産の高糖度のサツマイモを主原料として使用しています。

種子島の名店7選!名産品や地元食材を生かした料理をお楽しみください

豪快な魚介料理を楽しめる「魚匠 一条」で島の味と心意気を堪能しよう

魚匠 一条の刺身盛り

種子島にある名店としてはじめにご紹介するのは、西之表市にあり港周辺に宿泊の方にも便利な立地にある「魚匠 一条」です。

種子島の食材と種子島の焼酎にこだわった料理を通じて、島の豊かさを届けたいとの想いで営業されていて、その想いが込められた鮮度抜群の刺身盛りや蒸したゾウリエビにアサヒガニ、安納芋の天ぷらなどが豪勢な料理がいただけます。種子島の名物は全てこちらで食べられるといっても過言ではない充実度ですよ!

焼酎は一合から注文ができますので、氷や水などで割ってお好みの濃さでご堪能ください。県外には出回らない珍しいお酒も並んでいます。

魚匠 一条の基本情報
店名
魚匠 一条
営業時間
17:00~23:00
定休日
記載なし
住所
鹿児島県西之表市東町23
電話番号
0997231838
公式サイト
https://uoshouichijou.favy.jp/

老舗の日本料理店「八千代」で新鮮な魚介類に舌鼓

八千代の観光弁当

次にご紹介する「八千代」は、地理上の種子島の中心地にあたる中種子町にある昭和50年創業の老舗の日本料理店です。種子島の旬の食材を使った郷土料理や島間港で仕入れた新鮮な魚介類を活かした料理がいただけると評判で、春はたけんこや水イカ、秋はぞうりエビや安納芋など季節により違った味わいを堪能できます。丁寧に作られた料理にお腹も心も満たされること間違いなし!

予算に合わせたコース料理も注文できるので、仲間内でのコミュニケーションを存分に楽しみたいときにも便利です。種子島の食材をふんだんに使用した品数豊富な観光弁当も有り。屋外で種子島の自然を愛でながら種子島の美食を堪能するというのも心地が良いですよ!

八千代の基本情報
店名
八千代
営業時間
11:00-22:00
定休日
月曜日
住所
鹿児島県熊毛郡中種子町野間5297-47
電話番号
0997-27-0066
公式サイト
http://8chiyo.com/

「美の吉食堂」で種子島名産のインギ-鶏を楽しもう

美の吉食堂の親子丼

「美の吉食堂」は種子島名産のインギ-地鶏を楽しめる人気店。飲食店が多い西之表地区からは少し遠い南種子町にありますが、種子島の代表的な観光地である宇宙センターからほど近い距離のため、いつも観光客の方で賑わっています。市街地にあるビジネス向け旅館に併設の食堂として営業しており、店で提供しているインギ-地鶏は美の吉農園内で飼育したもの。鮮度抜群な美味しさを楽しめますよ。

刺身や陶板焼き、焼き鳥などさまざまなメニューが並びますが、中でも人気なのは鶏の旨味を閉じ込めた親子丼。ぜひご堪能いただきたい贅沢な逸品です!

美の吉食堂の基本情報
店名
美の吉食堂
営業時間
11:00~14:00 , 16:00~21:00 (20:30ラストオーダー)
定休日
記載なし
住所
鹿児島県熊毛郡南種子町中之上2264-4
電話番号
0997-26-0033
公式サイト
http://minokiti.main.jp/

「cafe&burger STEPPIN’ LION(ステッピンライオン)」で多国籍なボリューム満点料理を

cafe&burger STEPPIN’ LIONのハンバーガー

harapecohonomushi様のインスタより

種子島の中央部である中種子町にあるハンバーガー屋さん「cafe&burger STEPPIN’ LION」は、赤や緑の外観が目を引くお洒落な雰囲気。通りに面していているので見逃さずに当到着できますよ。

ジャマイカまで修行に行った店主さんが営業するお店で、カリブ海の島国ジャマイカの郷土料理ジャークチキンが絶品だと大人気!スパイシーな刺激とハーブの爽やかさなどが複雑に交わり合った美味しさが食欲を刺激します。一つひとつ丁寧に焼き上げたバンズとパティを使用した、ボリューム満点のハンバーガーもおすすめです。

cafe&burger STEPPIN’ LION(ステッピンライオン)の基本情報
店名
cafe&burger STEPPIN’ LION
営業時間
12:00〜20:00
定休日
火曜日
住所
鹿児島県熊毛郡中種子町野間5293-1
電話番号
0997-27-0502
公式サイト
https://tabelog.com/kagoshima/A4605/A460501/46000462/

鉄浜海岸を望むお洒落カフェ「eastcoast(イースト・コースト)」で絶品ランチを

鉄浜スペシャルプレート

せっかく南の島に来たんだからとことん海を楽しみたい!次はそんな方にもおすすめの海の見えるお洒落なカフェ「eastcoast」をご紹介。

西之表港とはちょうど反対側の島の東側にある鉄浜海岸に店舗を構え、この海に集まるサーファーのお腹を満たすトロピカルな料理が多く並びます。自家製のフレッシュピリ辛サルサを使用したタコライスや特製の照焼きソースで炒めたご飯を巻き上げたオムライスなどが人気のメニュー。トルティーヤにロコモコなど南の島の雰囲気を楽しめるメニューも豊富ですよ。

屋外テラスもありますので、波の音を楽しみながらのランチやディナーもご堪能いただけます。ハイシーズンには予約必須な人気店です。

eastcoast(イースト・コースト)の基本情報
店名
eastcoast(イースト・コースト)
営業時間
11:00~17:00
定休日
火曜日
住所
鹿児島県西之表市安城140-2
電話番号
0997-25-0763
公式サイト
http://www.eastcoast.jp/index.html

人気のジェラテリア「種子島ジェラートHOPE」で島の恵みをいただこう

種子島ジェラートHOPEのジェラート

南種子島にあるジェラテリア「種子島ジェラートHOPE」は、比較的気温が高い種子島にある心と身体をひんやり癒してくれるカフェとして高い人気を誇っています。マングローブ自生林や千座の岩屋、サーファーが集まる海岸からも近く、観光の合間に立ち寄る観光客でいつも大賑わい。

種子島の旬の食材を使ったジェラートは本場イタリアで学んだレシピを活かした本格的なおいしさ!常時10種類のフレーバーが並んでおり、安納芋やパッションフルーツなど魅力的なメニューばかり。ついつい目移りしてしまいます!種子島の豊かな土地と太陽の恵みをお楽しみください。コーヒーや手軽なカフェメニューも揃っています。

種子島ジェラートHOPEの基本情報
店名
種子島ジェラートHOPE
営業時間
11:00~18:00
定休日
火曜日
住所
鹿児島県熊毛郡南種子町平山500-131
電話番号
0997-22-9566
公式サイト
https://gelatohope.stores.jp/

「焼酎BAR 種子島」で地元の芋焼酎を心ゆくまで堪能しよう

焼酎BAR種子島の店内

最後にご紹介するのは、種子島の夜を心ゆくまで満喫するのに最適な酒処「焼酎BAR 種子島」です。西之表市の中心部にあり種子島焼酎と種子島食材の家庭料理を楽しめるとあって、お酒好きには絶対に訪れていただきたい名店。マスターに好みを伝えて壁にずらりと並んだ焼酎の中から、おすすめの一本を選んでいただくのも楽しいですよ。

料理や地酒の美味しさはもちろんのこと、もう一つのお店の名物はマスターのうんちく話!お話好きのマスターが楽しくてお洒落な話をたくさん聞かせてくれます。種子島観光の情報収集のためにも、ぜひ初日の夜にご訪問いただきたいお店です。

焼酎BAR 種子島の基本情報
店名
焼酎BAR 種子島
営業時間
19:00-24:00
定休日
日曜日
住所
鹿児島県西之表市西町187
電話番号
080-1797-1996
公式サイト
https://tanegashima-shochu.business.site/

自然豊かな種子島はおいしいグルメの宝庫!ぜひお腹いっぱい楽しんで

夜明け前の種子島の景色

今回は豊かな自然に恵まれた種子島で郷土料理や絶品料理を楽しめる名店をご紹介しましたが、お気に入りは見つけていただけましたか?

雄大な景色の中でいただく自然の恵みは、この上なく心とお腹を満たしてくれるはず。今回の情報を参考に、種子島観光を思いっきり楽しんでくださいね!

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