この記事では、1泊2日で冬の島根が観光できるモデルコースを紹介します。
出雲大社や松江城などの定番スポットのほか、温泉やカフェ巡り、冬の味覚のカニ料理など盛りだくさんです。デートや女子旅にもおすすめな冬の島根を堪能しましょう!
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冬の島根観光1日目:出雲大社&カフェ巡り
出雲大社(出雲市)
まずは、縁結びの神様で有名な「出雲大社(いずもおおやしろ/いずもたいしゃ)」をチェック。島根観光に来たら絶対に外せないスポットです。
出雲大社には、“だいこくさま”として慕われた大国主大神が祀られています。男女の縁はもちろん、あらゆる縁を結んでくださる神様です。
だいこくさまは、農耕・漁業・医薬などの事業を行いながら国土開拓を成し遂げた神様でもあります。後にその国土を天照大御神(あまてらすおおみかみ)に譲り、その返礼として贈られたのがこの「出雲大社」と言われています。
また、だいこくさまは、古事記に掲載されている「因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」でも有名な神様でもあります。
昔々、因幡の国へ兄弟と共に向かっていただいこくさまが、ケガをしていたうさぎに出会いました。だいこくさまは、先を歩いていた兄弟たちの意地悪により、ケガが悪化してしまったうさぎを助けられたとのこと。
このことから、出雲大社の境内には、“ご慈愛の御神像”と呼ばれるだいこくさまとうさぎの青銅の御像と、46羽のうさぎがいます。
お参りの際にこのような話を知っておくことで、より深みが増しますよね。
出雲大社の基本情報
- 施設名
- 出雲大社
- 参拝業時間
- 6:00~18:00(16:30以降は警備の都合上、十九社から北側へは行けません)
- 入場料
- 無料
- 定休日
- 年中無休
- 住所
- 島根県出雲市大社町杵築東195
- 電話番号
- 0853-53-3100
- 公式サイト
- https://izumooyashiro.or.jp/
稲佐の浜(出雲市)
出雲大社へのお参りの前後に訪れたいのが「稲佐の浜」。古事記や日本書記などの神話の舞台になった場所で、出雲大社の西側にある海岸です。
天照大御神に派遣された高天原の使者が、だいこくさまと国譲りの交渉をしたとされている場所。
海岸にある「弁天島」と夕日の対比が美しいと評判で、“日が沈む聖地出雲”として日本遺産にも登録されているパワースポットです。
稲佐の浜の基本情報
- 施設名
- 稲佐の浜
- 入場料
- 無料
- 定休日
- 年中無休
- 住所
- 島根県出雲市大社町杵築北稲佐
- 公式サイト
- https://www.izumo-kankou.gr.jp/spot/sightseeing/213
日御碕神社(出雲市)
続いては、稲佐の浜からバスと徒歩で約20分ほどの「日御碕神社」を訪れてみましょう。
こちらは、天照大御神が祀られている下の宮の「日沉宮(ひしずみのみや)」と、その妹とされる素盞嗚尊(すさのおのみこと)が祀られている上の宮の「神の宮」からなる神社です。
日御碕神社では、知る人ぞ知る“砂のお守り”があるとのこと。医者にさえも見放されてしまった病やケガにこちらの砂を塗ったところ、驚異的な回復力を見せたとの逸話があるそうです。
こちらのお守りは売り場に並んでいないこともあるので、社務所の方に言って購入しましょう!
日御碕神社の基本情報
- 施設名
- 日御碕神社
- 参拝時間
- いつでも可能
- 入場料
- 無料
- 定休日
- 年中無休
- 住所
- 島根県出雲市大社町日御碕455
- 電話番号
- 0853-54-5261
- 公式サイト
- https://www.izumo-kankou.gr.jp/89
LoTa森田屋(出雲市)
出雲大社や日御碕神社へのお参りの前後に、周辺のおしゃれなカフェを巡ってみませんか?中でも人気の高い2つのカフェをご紹介します。
1つ目は「LoTa森田屋」。海や山、川などの自然が豊かな地域(local)の物語(tale)から名前を取った素敵なお店です。
和モダンな空間で、おいしいメニューをいただきましょう!
イチオシメニューは、島根の生乳や抹茶、いちごなどを使用した“SHIMANE ICE PREMIUM”。地元・島根の食材にこだわって作られたメニューは、観光客のみならず地元の方々からも愛されています♡
ここでしか味わえない、素敵なスイーツやドリンクを堪能しましょう。
LoTa森田屋の基本情報
- 施設名
- LoTa森田屋
- 営業時間
- 12:00~16:30、18:30~22:00
- 定休日
- 水曜日、木曜日
- 住所
- 島根県出雲市大社町杵築東四ツ角576
- 電話番号
- 0853-27-9653
- 公式サイト
- https://lota-moridaya.com/
出雲ぜんざい餅(出雲市)
出雲大社正門前の“ご縁横丁”内にある「出雲ぜんざい餅」。参拝の前後やちょっとした休憩に気軽に入れるお店です。
ぜんざい発祥の地と呼ばれる出雲。神在祭でふるまわれていた“神在餅(じんざいもち)”が徐々に変化し、ぜんざいという名になったと言われています。
もちもちのお餅と共に、おみくじが付いてくるメニューもありますよ◎
出雲ぜんざい餅の基本情報
- 施設名
- 出雲ぜんざい餅
- 営業時間
- 冬季は9:00~17:00、夏季は9:00~18:00
- 定休日
- 不定休
- 住所
- 島根県出雲市大社町杵築南840-1 正門前
- 電話番号
- 0853-53-5026
- 公式サイト
- https://www.sakaneya.jp/
島根で温泉に入るなら玉造温泉!
松乃湯(松江市)
出雲での観光を終えたら、電車で1時間前後の“玉造温泉”に向かいましょう。三重県・榊原温泉、兵庫県・有馬温泉と共に枕草子に記載があり、三名泉の一つとしても知られる温泉でです。
中でもおすすめの旅館は「松乃湯」。2020年に創業135年を迎えた老舗旅館です。
女子旅プランや一人旅・ビジネスプランなど、バラエティ豊かなプランが用意されているため、どんなシチュエーションでも利用しやすいのがポイント♡
玉造温泉には、“三大美人泉質”と呼ばれる硫酸塩泉が含まれており、うるおい&ハリのある肌に導いてくれますよ。湯上り後もしっとりとした質感が楽しめると評判です。
露天風呂が付いているお部屋では、滞在中何度でも温泉に浸かれます。旅の疲れを癒しながら、玉造温泉をゆっくりと堪能してみませんか?
松乃湯の基本情報
- 施設名
- 松乃湯
- 宿泊予算
- 大人一人あたり約8,800円~約62,000円
- 住所
- 島根県松江市玉湯町玉造1215
- 電話番号
- 0120-380-611
- 公式サイト
- https://matsunoyu.jp/
島根観光2日目:松江城&美術館&かに料理
松江城(松江市)
2日目は、玉造温泉から電車とバスで約30分の「松江城」からスタート!日本全国で現存する12天守のうちの一つであり、国宝にも指定されています。
明治時代に出された“廃城令”により売却される予定でしたが、地元の豪農家や旧藩士によりその危機を逃れ、取り壊されることなく現在まで残っている貴重なお城です。
松江城の観光の際には、島根県の指定有形文化財にも指定されている「興雲閣」も見学することをおすすめします。
興雲閣は当初、明治天皇の行在所に使う目的で建てられたとのこと。そのため豪華な造りの内装になっており、美しい装飾や彫刻を見ることができますよ。
1階ではクラシカルな雰囲気が漂う「亀田山喫茶室」も併設。ケーキや珈琲をいただきながら、優雅なひとときを過ごしましょう。
松江城の基本情報
- 施設名
- 松江城
- 天守入場時間
- 4月1日〜9月30日は8:30~18:30(受付終了18:00)、10月1日〜3月31日は8:30~17:00(受付終了16:30)
- 本丸開放時間
- 4月1日〜9月30日は7:00~19:30、10月1日〜3月31日は8:30~17:00
- 天守入場料
- 大人680円、小・中学生290円
- 定休日
- 年中無休
- 住所
- 島根県松江市殿町1-5
- 電話番号
- 0852-21-4030
- 公式サイト
- https://www.matsue-castle.jp/
堀川遊覧船(松江市)
松江を観光するなら「堀川遊覧船」に乗船するのも良いでしょう。松江城などを眺める“歴史地区”、どこか懐かしい風景が見られる“市街地区”、自然豊かな“自然地区”の3つをゆったりと巡ります。
堀川遊覧船のポイントは、11月上旬〜4月上旬に楽しめる“こたつ船”。ぽかぽか暖かいやぐらこたつに入りながら観光ができる、ちょっとユニークな船です。
寒い季節でも快適に乗船できますよ♪
堀川遊覧船の基本情報
- 施設名
- 堀川遊覧船
- 乗船時間
- 始発が9:00、最終が16:00~18:00
- 乗船場
- 松江堀川ふれあい広場、大手前広場、カラコロ広場
- 住所
- 島根県松江市黒田町507-1
- 電話番号
- 0852-27-0417
- 公式サイト
- https://www.matsue-horikawameguri.jp/
足立美術館(安来市)
松江駅から電車で約27分の場所にある「足立美術館」。アメリカの日本庭園専門誌が行ったランキングでは、18年連続1位を獲得している美術館です。
毎朝、開館前に1時間かけて清掃を行っているという足立美術館の庭園。非常に細かな場所まで手入れをし、繊細で優美な庭園が作り上げられています。
夏は緑の生き生きとした姿、冬には美しい雪景色が楽しめたりと、四季折々の風景が堪能できる場所でもあります。
館内には、横山大観などの近代日本画家の作品や陶芸などが数多く展示されています。日本庭園と日本画の調和が見られるこの場所で、日本の美しさを存分に楽しみましょう。
足立美術館の基本情報
- 施設名
- 足立美術館
- 開館時間
- 4月~9月は9:00~17:30、10月~3月は9:00~17:00
- 入場料
- 大人2,300円、大学生1,800円、高校生1,000円、小中学生500円
- 定休日
- 年中無休
- 住所
- 島根県安来市古川町320
- 電話番号
- 0854-28-7111
- 公式サイト
- https://www.adachi-museum.or.jp/
日本料理 松江 和らく(松江市)
島根に訪れたら食べておきたいのが、冬の味覚のカニ料理。高級ブランドとしても知られる松葉ガニや紅ズワイガニがいただけるお店をご紹介します。
1軒目は「日本料理 松江 和らく」。山陰各地から取り寄せた旬の食材を使ったメニューが豊富。カニ料理はもちろん、お刺身なども提供していますよ。
紅ズワイガニやかにの土鍋ご飯などがついた“地のかにコース”や、かにしゃぶ小鍋やかにの天婦羅が食べられる“かにづくし”など、かにを存分に楽しめるコース料理も盛りだくさん。
旅先でちょっぴりリッチな食事を楽しみたい!という方にぴったりなお店です。
日本料理 松江 和らくの基本情報
- 施設名
- 日本料理 松江 和らく
- 営業時間
- 11:30~15:00(L.O.14:00)、17:30~23:00(L.O.22:00)
- 定休日
- 不定休
- 住所
- 島根県松江市御手船場565
- 電話番号
- 0852-21-0029
- 公式サイト
- https://wa-ra-ku.net/
日本料理いと賀(松江市)
JR松江駅から徒歩7分の「日本料理いと賀」もおすすめ。日本海や宍道湖の魚介類のほか、山菜も用いた美しい料理が特徴のお店です。
こちらでも焼きガニやかにのお刺身など、松葉ガニを使った料理が堪能できます。松江の地酒・李白や王録など、豊富な種類のお酒も用意。お酒と一緒にカニ料理を楽しみたい方にぴったりです。
日本料理いと賀の基本情報
- 施設名
- 日本料理いと賀
- 営業時間
- 17:30~22:00
- 定休日
- 毎週日曜日、年末年始、お盆
- 住所
- 島根県松江市伊勢宮町503-8
- 電話番号
- 0852-22-7546
- 公式サイト
- https://itoga.jp/
デートや女子旅にもおすすめな冬の1泊2日島根観光!
1泊2日で巡る、冬の島根観光モデルコースをご紹介しました。
縁結びの神様として広く知られる「出雲大社」から、国宝にも指定されている「松江城」など、見どころが盛りだくさんな島根県。
おしゃれなカフェや三名泉の一つとしても知られる「玉造温泉」など、リラックスできるスポットも見逃せません。
ぜひデートや女子旅に、冬の1泊2日島根観光を検討してみてくださいね。