何かと忙しい冬シーズン。バタバタ動き回って心身ともにお疲れ気味…なんて方は、大切なパートナーを誘って、鳥取旅行に出かけませんか?
雪化粧した大山や砂丘、旬を迎えた松葉ガニで有名な冬の鳥取県。
癒される個性的な飲食店や温泉も充実しているので、パートナーとゆったりリフレッシュできます。
今回はそんな鳥取を恋人と車で巡る1泊2日のモデルコースをご紹介します。
新型コロナウイルス対策
新型コロナウイルスの影響で日々状況が変化していますので、最新情報については各施設のHPをご確認ください。 また、外出自粛要請の出ている地域において、不要不急の外出はお控えください。 感染症の予防および拡散防止のために、咳エチケット・手洗い・アルコール消毒・マスク着用などを心がけるようお願いいたします。
1日目朝:冬の砂丘を歩く
鳥取砂丘(鳥取県鳥取市)
レンタカーを借りたら、さっそく鳥取砂丘へ行きましょう。
冬の鳥取砂丘は雪が積もり一面銀世界に。建物や木など景観を損ねるものが無いため、雪と空、海がおりなす南極のような景色が見られます。
雪はかなり深く積もっている場合が多いので、砂丘を歩くなら丈の長い長靴やブーツを履いていくのがおすすめです。
「気軽に冬の砂丘を楽しみたい!」という方は敷地内のリフトに乗りましょう。雪化粧した砂丘の大パノラマを空中からじっくり眺められますよ。
鳥取砂丘の基本情報
- 施設名
- 鳥取砂丘
- 住所
- 鳥取県鳥取市福部町湯山2164-661
- 電話番号
- 0857-39-2111(公益社団法人 鳥取県観光連盟)
- 公式サイト
- https://www.tottori-guide.jp/sakyu
鳥取砂丘 砂の美術館(鳥取県鳥取市)
鳥取砂丘から歩いて3分ほどの場所にある砂の美術館。水で固めた鳥取砂丘の砂で作った砂像を展示する世界的にも珍しい美術館です。
砂像全て、茶圓勝彦氏をはじめとする、国内外の砂像彫刻家によって手作業で作られています。砂でできているとは思えない、ダイナミックかつ繊細な砂像の数々は、魅了されること間違いなし!
展示は、「砂で世界旅行」をコンセプトに行っており、毎年展示物が変わります。作品は全て室内に展示しているため、雨天時でも楽しめますよ。
鳥取砂丘 砂の美術館の基本情報
- 施設名
- 鳥取砂丘 砂の美術館
- 営業時間
- 時期により変動。公式ホームページをご参照ください。
- 入場料
- 一般800円、高校生以下400円
- 定休日
- 時期により変動。公式ホームページをご参照ください。
- 住所
- 鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17
- 電話番号
- 0857-20-2231
- 公式サイト
- http://www.sand-museum.jp
1日目昼:鳥取駅周辺飲食店をゆっくり巡る
コッペパン専門店 La la coupe(鳥取県鳥取市)
冬の砂丘を堪能したら、鳥取駅前に車を止めて、駅周辺の個性的な飲食店を巡りましょう。
コッペパン専門店 La la coupeは、鳥取駅から歩いて約15分の場所にあるコッペパン専門のパン屋さん。
パンはガス釜で焼き上げているため、中はしっとりふわふわです。店内には、揚げたコッペパンに砂糖ときなこをまぶした名物の「砂パン」をはじめとする、個性的なコッペパンがずらり。
冬の時期におすすめなのはハムカツコッペ。カウンターでオーダーしてから作ってくれるので、中のハムカツはあつあつサクサクです。
イートインコーナーが付いているので、コーヒーやスープと共に、店内でゆっくり食べられますよ。
コッペパン専門店 La la coupeの基本情報
- 施設名
- コッペパン専門店 La la coupe
- 営業時間
- 10:00~16:30
- 料金
- 180円~
- 定休日
- 日曜日・月曜日
- 住所
- 鳥取県鳥取市片原1丁目202
- 電話番号
- 0857-30-7315
- 公式サイト
- https://www.nonona.org/shop/coupe
すなば珈琲“新”鳥取駅前店(鳥取県鳥取市)
平井知事の「鳥取にはスタバはないけど、日本一のスナバがある」という発言がきっかけで誕生したすなば珈琲。鳥取駅から歩いて4分ほどの場所にあります。
コーヒーが鳥取砂丘の砂とコーヒー豆を混ぜて焙煎しているので、香ばしくどっしりと深い味わい。生クリームと果物がたっぷり乗った名物メニュー「すなばパンケーキ」に合わせると、よりおいしくいただけますよ。
鳥取名物のモサエビや鳥取県産米を使用した「すなばカレー」や、鳥取名産のカニ入りホワイトソースをたっぷり挟んだ「かにホットサンド」などの、ご当地メニューも充実しています。
すなば珈琲“新”鳥取駅前店の基本情報
- 施設名
- すなば珈琲“新”鳥取駅前店
- 営業時間
- 平日8:00~16:00 (ラストオーダー15:30) 土日祝8:00~20:00 (ラストオーダー19:30)
- 料金
- 432円~
- 定休日
- 水曜日
- 住所
- 鳥取県鳥取市栄町706
- 電話番号
- 0857-27-4649
- 公式サイト
- http://www.sunaba.coffee
Cat cafe Kitty Blue(鳥取県鳥取市)
鳥取駅から徒歩約5分の場所にある「Cat cafe Kitty Blue」は、鳥取県唯一の猫カフェ。
駅商店街から少し外れた場所にあるビルの3階にあるので、ちょっとした隠れ家気分が味わえるのが魅力です。
店内の壁には鳥取出身のイラストレーターClaraさんの絵が描かれています。可愛らしいタッチの絵とのんびり暮らす猫ちゃんたちがおりなす、独特の空間は癒されること間違いなし。
ドリンクはコーヒーや紅茶、カルピスなどの中から好きなものが選べます。蓋が付いているので、猫ちゃんとふれあいながらでも安心していただけますよ。
Cat cafe Kitty Blueの基本情報
- 施設名
- Cat cafe Kitty Blue
- 営業時間
- 11:00〜20:00(日曜日・祝日は19時閉店)
- 入場料
- 平日1時間1,080円、土日祝日1時間1,296円、4歳~小学生 全日1時間648円
- 定休日
- 木曜日
- 住所
- 鳥取県鳥取市今町2丁目118 OKビル3F−A
- 電話番号
- 0857-30-6030
- 公式サイト
- http://ameblo.jp/kittyblue-tottori
1日目夜:イルミネーションを眺めて温泉宿へ
とっとり花回廊(鳥取県南部町)
個性的な飲食店でほっこり温まったら、車で南部町までドライブ。
南部町にあるとっとり花回廊は、東京ドーム11個分の面積を誇る日本最大級のフラワーパーク。園内では雄大な大山と四季折々の花がおりなす、大パノラマが眺められます。
敷地内をぐるっと一周する機関車「フラワートレイン」が走っているので、一日中観光した後でも、疲れを気にせず気楽に散策を楽しめます。
また百合の展示に力を入れており、日本で唯一、国内に自生する百合15種を全種展示しています。
品種はシーズンによって移り変わりますが、展示自体一年中行っているので、どの時期に行っても百合が見られますよ。
冬のとっとり花回廊といったら、イルミネーション。期間中、園内は約100万球のライトで彩られます。
300個のカラフルなランタンが浮かぶ「ランタンアトリウム」や、霧に包まれたドーム内を7色のライトが照らす「霧の庭園」では、映える1枚が撮影できますよ。
イルミネーション期間中の週末と祝日の夜は、「牛骨ラーメン」の屋台が出ています。
ちなみに牛骨ラーメンとは鳥取県中西部のご当地ラーメンのこと。牛骨特有ほんのり甘いスープが特徴です。
寒い中幻想的なイルミネーションを見た後に食べるあつあつの一杯は、思い出に残ること間違いなしです!
とっとり花回廊の基本情報
- 施設名
- とっとり花回廊
- 営業時間
- 時期により変動。詳細は公式ホームページをご参照ください。
- 入場料
- 時期により変動。詳細は公式ホームページをご参照ください。
- 定休日
- 火曜日(時期により開園する場合あり。詳細は公式ホームページをご参照ください。)
- 住所
- 鳥取県西伯郡南部町鶴田110
- 電話番号
- 0859-48-3030
- 公式サイト
- https://www.tottorihanakairou.or.jp
おーゆ・ランド(鳥取県米子市)
寒いお外で幻想的なイルミネーションを見た後、ぽかぽかの温泉に浸かって癒されましょう。
米子市にある「皆生温泉」は山陰を代表するの温泉地。周辺にはたくさんの立ち寄り湯や温泉宿がたち並んでいます。
日本海に面しているため、温泉には海のカルシウムやナトリウムが豊富に含まれています。そのため浸かると身体が芯から温められ、肌がツルツルになるんだとか。
そんな皆生温泉にある「おーゆ・ランド」は、米子駅から車で約16分の場所にある温泉施設です。
施設内には、広い湯船でゆったり足を伸ばせる「おー風呂」や、炭酸で身体の芯から温めてくれる「高濃度人工炭酸風呂」など魅力的なお風呂が充実。
シャンプーや石けんの備え付けはありませんが、館内でシャンプーやタオル、ボディソープを購入できるので、手ぶらで行っても大丈夫です。
家族みんなでお風呂に浸かれる個室温泉「ふぁみりー風呂」もあるので、パートナーとまったり入湯が楽しめますよ。
おーゆ・ランドの基本情報
- 施設名
- おーゆ・ランド
- 営業時間
- 10:00~23:00 (最終受付 22:30)※毎月第3月曜日は12:00から営業
- 入場料
- 大人450円、小学生150円、小学生未満80円
- 定休日
- 無休
- 住所
- 鳥取県米子市皆生温泉1-18-1
- 電話番号
- 0859-31-2666
- 公式サイト
- https://www.ou-kaike.co.jp
2日目朝:水木しげるロードを歩く
水木しげるロード(鳥取県境港市)
皆生温泉付近のお宿でぐっすり眠ったら、2日目は車で境港へ。
境港市はゲゲゲの鬼太郎の作者水木しげるが誕生したとして有名。境港駅から水木しげる記念館までの続く「水木しげるロード」には猫娘やねずみ男など177体の妖怪像がたち並びます。
像以外にも街灯が目玉おやじの顔になっていたり、小便小僧が鬼太郎になっていたりと、水木しげるロードならではの工夫がたくさん。
道は800mあるのでのんびりお散歩しながらお気に入りの妖怪と、たくさん記念写真を撮りましょう。
道中で売られている、目玉おやじ型の串つき饅頭「妖菓目玉おやじ」や、鬼太郎やねずみ男を模した「でこまんじゅう」などの、ここでしか食べられない妖怪グルメにも注目です。
水木しげるロードの基本情報
- 施設名
- 水木しげるロード
- 住所
- 鳥取県境港市本町5番地
- 電話番号
- 0859-42-2171
- 公式サイト
- http://mizuki.sakaiminato.net/road
2日目昼:境魚港で松葉ガニを堪能
境魚港(鳥取県境港市)
冬のごちそうの定番「紅ズワイガニ」や山陰名産の「松葉ガニ」の水揚げ地として知られている境漁港。
周辺の飲食店では、カニの海鮮丼や茹でガニ、熟成させたカニの身とトロロを載せた「カニトロ丼」など、境港ならではのカニ料理がいただけます。
甘く噛みしめるごとに旨みが浸みだしてくる紅ズワイガニ、弾力のある身がギュッと詰まった松葉ガニは、まさに至福の味わい。楽しい鳥取旅行を締めくくる贅沢なランチにしましょう!
付近の市場では、干物や地酒などたくさん売っているので、お土産選びも楽しめますよ。
境漁港の基本情報
- 施設名
- 境漁港
- 営業時間
- 施設により異なります
- 料金
- 施設により異なります
- 定休日
- 施設により異なります
- 住所
- 鳥取県境港市昭和町9番地
- 電話番号
- 0859-44-6668(境港水産振興協会)
- 公式サイト
- https://sakaiminato-suisan.jp
鳥取の大自然や温泉に癒やされ、冬の思い出を作ろう!
今回は冬の鳥取旅行モデルコースについてご紹介しました。
壮大な雪景色と冬ならではのグルメが楽しめる冬の鳥取。
豪雪地帯のため寒いイメージが強いですが、ゆっくりくつろげる個性的な飲食店や温泉も充実しているので、のんびり観光が楽しめます。
電車やバスの本数が少ないので、マイペースに観光したいなら、レンタカーを借りるのがおすすめ。
気になった方は、ぜひ大切なパートナーや友人を誘って、訪れてみてくださいね。