神社仏閣巡りを始め、さまざまな形で歴史に触れることができる京都。旅行先の定番でもありますよね。都心や中国・九州地方から新幹線で一本で行けるなど、交通の便が良いことも人気の理由の一つです。
そんな京都が女子旅におすすめなワケは、恋愛にまつわる神社やインスタ映えするかわいい寺院など、定番スポット以外にも見るべきポイントがたくさんあるためです。「今度行くときはちょっと違ったところを見たい」「定番は少し飽きちゃった」なんて方は必見の記事ですよ。
新型コロナウイルス対策
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京都ってどんな場所？
関西地方に位置する京都府。かつては首都だったことや、それによる長い歴史があることは誰もがご存じですよね。2020年にはアメリカの大手旅行雑誌による“世界で最も魅力的な大都市ランキング”で1位を受賞したことがあり、国内に限らず世界各国から注目されています。
新幹線を利用すれば、都心からは約2時間、博多からは約2時間45分と旅行に最適な距離感も魅力です。
そんな魅力がいっぱい詰まっている京都。一体どこをどう見ればいいか分からない！という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、あえて定番を外したスポットをご紹介します。単独で周るのも良し、定番と組み合わせるのも良しな充実した旅をご提案します。
京都の女子旅で必ず行きたいおすすめの観光スポット
源氏物語ミュージアム
ここからは、必ず訪れてほしい京都の女子旅スポットをご紹介します。
まず1つ目は「源氏物語ミュージアム」。京都駅から電車で約20分の「宇治」駅が最寄りの施設です。極楽浄土の象徴とされる平等院鳳凰堂からもほど近いので、ぜひプランに組み込んでみてください。
さて、学生時代に学んだことがある方も多いであろう紫式部の源氏物語。館内では、実物大の牛車の展示やプロジェクションマッピングによる展示など、当時の華やかな世界観を体感できるコーナーが盛りだくさん。一部撮影OKなエリアもあるので、インスタでシェアするのもおすすめですよ。
中でも注目したいのが、「源氏香遊び」や「宇治十帖」についての展示。
源氏香遊びとは、5包それぞれの香りを順に聞き、何番目と何番目が同じ香りだったかを当てるものです。分かりやすい展示で学ぶことで、香りについての知見も高まりそうですよね。
また、宇治十帖とは、源氏物語の最後の十帖のこと。主に宇治が舞台となっているため、ここで勉強してから宇治を観光すると、より充実した時間が過ごせそうです。
絶世の美男子と呼ばれていた同物語の主人公である光源氏や、彼を取り巻く当時の人間模様など、教科書では教えてくれない深い学びが得られるこちらのミュージアム。ぜひチェックしてみてくださいね。
源氏物語ミュージアムの基本情報
- 施設名
- 源氏物語ミュージアム
- 営業時間
- 9:00～17:00
- 定休日
- 月曜日（祝日の場合は翌日）、年末・年始
- 住所
- 京都府宇治市宇治東内45-26
- 電話番号
- 0774-39-9300
- 公式サイト
- https://www.city.uji.kyoto.jp/soshiki/33/
正寿院（しょうじゅいん）
宇治からは少々距離がありますが、ぜひ訪れてほしいのが約800年の歴史を持つ「正寿院」。高野山真言宗に属している寺院です。
こちらの寺院の魅力の一つ、客殿にある“猪目窓”。可愛らしいハートの形にも似ている窓は、約1400年前から使われている伝統的な文様の一つです。災いを取り除き、福を招くという想いが込められていることもあって、多くの女性が訪れています。
また、毎年8月20日頃～9月中旬頃には、床に猪目の影ができるとのこと。この期間しか見られないレアな風景は、ぜひ写真に収めたい！
また、“花と日本の風景”をテーマに描かれた160枚の天井画も見逃せません。ツバキやアヤメなどの美しい花模様や和を感じる漢字、そして160枚の中にたった4枚隠れている舞妓さん。遊び心たっぷりの芸術作品です。
夏には2000個を超える風鈴が展示される“風鈴まつり”が開催されるなど、京都市内とはまたひと味違う体験が楽しめる正寿院。春夏秋冬いつ訪れても美しい姿を見せてくれるおもてなしのスポットです。
正寿院（しょうじゅいん）
- 施設名
- 正寿院
- 拝観時間
- 9:00～16:30まで（12月～3月は10:00～16:00）
- 拝観料
- 9:00～16:30まで（12月～3月は10:00～16:00）
- 定休日
- なし
- 住所
- 京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149
- 電話番号
- 0774-88-3601
- 公式サイト
- http://shoujuin.boo.jp/
鈴虫寺
続いては、嵐山からバスで約15分～20分程の位置にある「鈴虫寺（正式名称は“妙徳山 華厳寺”）」。一年中鈴虫の声を聴けることから鈴虫寺と呼ばれ、親しまれています。
こちらのお寺の魅力は何と言っても、ユニークで興味深い説法。鈴虫の鳴き声を聞きながらお茶やお菓子を嗜み、人生について考える時間を作ってみませんか？説法と言っても難しいものではなく、時には笑いも織り交ぜながらお話してくださるので、あっという間のひとときですよ。
説法を聞いたあとは、“一つだけ願いを叶えに来てくれるお地蔵さん”に向かってお願いをしましょう。欲張らずに一つだけ、慎重に考えて。
また、幸福地蔵様の化身でもあるお守りを購入すれば、いつもそばで守ってくれますよ。参拝に来られない人の分も購入できるので、お土産にもぴったりです。
鈴虫寺の基本情報
- 施設名
- 鈴虫寺（正式名称：妙徳山 華厳寺）
- 拝観時間
- 9:00～17:00まで（入門は16:30まで）
- 定休日
- なし
- 住所
- 京都府京都市西京区松室地家町31
- 電話番号
- 075-381-3830
- 公式サイト
- https://www.suzutera.or.jp/
地主神社
こちらは“恋愛のパワースポット”としても有名な「地主神社」。清水寺・清水の舞台を出てすぐ左にあるので、清水寺を訪れる際はぜひチェックしてみてくださいね。
片方の石からもう片方の石まで目を瞑ってたどり着けたら恋が叶うと言われる“恋占いの石”や、当たると評判の“恋占い おみくじ”など、恋愛にまつわるものがたくさんあるこちらの神社。まさしく女子旅にぴったりなスポットですよね。
春夏秋冬でそれぞれ縁結び祈願や悪疫退散、商売繁盛などのお祭りも開催されているので、目的に応じて訪れる方も多いんだとか。
また、境内で買えるお守りは、恋愛を中心としたさまざまなものが数十種類用意されています。公式サイトでは願いに合わせたお守りを探すことができるので、事前に確認しておくのも良さそうです。
地主神社の基本情報
- 施設名
- 地主神社
- 参拝時間
- 9:00～17:00
- 定休日
- なし
- 住所
- 京都府京都市東山区清水1−317
- 電話番号
- 075-541-2097
- 公式サイト
- https://www.jishujinja.or.jp/
京都の女子旅にぴったりなおしゃれカフェ
koe donuts（コエ ドーナツ）
ここからは、京都の女子旅にぴったりなおしゃれカフェ「koe donuts（コエ ドーナツ）」をご紹介します。
有名建築家・隈研吾さんがデザインを手がけたこちらのお店。ドーナツが作られる工程を見学できたり、嵐山で作られた572個の竹かごが展示されていたりと、目で見て楽しめるのも魅力のカフェです。
インスタ映え必須の“ドーナツメルト”や京都らしい味わいの“金ごまオールドファッション”など、個性豊かなドーナツが購入できますよ。テイクアウトしてホテルで食べるのもおすすめです。
koe donuts（コエ ドーナツ）の基本情報
- 店名
- koe donuts（コエ ドーナツ）
- 営業時間
- 8:00～20:00
- 定休日
- なし
- 住所
- 京都府京都市中京区新京極通四条上ル中之町557
- 電話番号
- 050-5597-0581
- 公式サイト
- https://www.koe.com/koedonuts/
京都の女子旅で泊まりたいイチオシホテル
HOTEL SHE, KYOTO（ホテルシー キョウト）
最後は、京都の女子旅で泊まりたいイチオシホテル「HOTEL SHE, KYOTO（ホテルシー キョウト）」をご紹介します。
4タイプの部屋が用意されているこちらのホテルは、アイスクリームパーラーが併設されているなどちょっぴりユニークな仕掛けが盛りだくさん。すべての客室内にレコードプレーヤーや洗いざらしのリネンが設置されており、旅の疲れを癒すのにぴったりです。
一つひとつ手作りされているルームキーなど、細部にもこだわっているホテルシー キョウト。思うままに旅の感想を語り合いたくなるホテルです。
HOTEL SHE, KYOTO（ホテルシー キョウト）の基本情報
- 施設名
- HOTEL SHE, KYOTO（ホテルシー キョウト）
- 住所
- 京都府京都市南区東九条南烏丸町16
- 電話番号
- 075-634-8340
- 公式サイト
- https://www.hotelshekyoto.com/
京都で女子旅をするならあえて定番を外して！
京都で女子旅ツアーを組むなら、ぜひ定番を少し外したスポットを入れてみてください。初めて行く方はもちろん、何度も京都を訪れている方も新しい発見ができるはずです。歴史の勉強も兼ねて、充実した旅を過ごしてくださいね。
