新橋浅間神社は富士山登山の入り口である御殿場口に鎮座する神社です。木之花咲耶毘売命(コノハナサクヤヒメノミコト)を主祭神としてお祀りしています。由緒は古く、社伝では1193年に源頼朝が富士の巻狩りのときの創建とあり800年以上の歴史があり、毎年7月1日には富士山の登山シーズンを告げる「富士山御殿場口開山式」が行われる神社としても知られています。御殿場はかつて富士山参りや東海道箱根越えの旅人に供給する「わらじ」の産地でした。御殿場地区にある12の村落からわらじ編みの優秀な未婚の娘12人が選ばれ、彼女らによって編まれたわらじは五穀豊穣、安全祈願のため、富士山頂に鎮座する浅間大社奥宮に奉納されていましたが、選ばれた12人の娘たちはその年のうちに良縁に恵まれたといいます。そのような由来もあり新橋浅間神社は「恋人たちの聖地」に選定されていますが、最近ではSNSで地元の高校生がデザインしたハート形の窓があしらわれたモニュメントが話題となるなど、縁結びスポットとして注目を集めている神社です。わらじ奉納の習わしに倣い今でも、新橋浅間神社に大わらじが奉納されています。毎年8月には未婚の女性がわらじを担いで御殿場市内を練り歩く「わらじ祭り」も開催されるなど、御殿場の歴史と深く繋がる神社です。
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御朱印あります。