温泉にカニ料理に、冬の福井は見どころ盛りだくさん!この記事では、冬の福井観光を満喫できる1泊2日のモデルコースを提案します。
定番の永平寺はもちろん、美しい庭園や陶芸・茶道体験でリフレッシュもできますよ。冬の福井観光を1泊2日で楽しんでみませんか?
新型コロナウイルス対策
新型コロナウイルスの影響で日々状況が変化していますので、最新情報については各施設のHPをご確認ください。 また、外出自粛要請の出ている地域において、不要不急の外出はお控えください。 感染症の予防および拡散防止のために、咳エチケット・手洗い・アルコール消毒・マスク着用などを心がけるようお願いいたします。
【1日目】冬の福井観光モデルコース
永平寺(吉田郡永平寺町)
まずは、福井駅からバスで30分or電車+バスで約40分の位置にある「永平寺」を訪れてみましょう。福井に来たらぜひ見ておきたい定番スポットです。
永平寺とは、2つある曹洞宗の大本山のうちの1つ。もう1つは横浜市の「大本山總持寺」で、2つ合わせて“両大本山”と呼ばれています。1244年に建立され、2年後に永平寺と改称された歴史深い建築物です。
こちらは、主に花鳥風月を表した天井画が美しい「傘松閣(さんしょうかく)」。別名“大広間天井絵”とも呼ばれています。
230枚もの絵が敷き詰められた天井画の中から、栗鼠(りす)、唐獅子、鯉を探し出せたら願い事が叶うという言い伝えもあるんだとか。
ほかにも、さまざまな見どころがある境内ですが、中でも雲水と呼ばれる修行層が修行を行う“七堂伽藍(しちどうがらん)”は見逃せません。
その7つとは、山門、仏殿、法堂、僧堂、庫院、浴室、東司を指します。すべて回廊で繋がっているので、順番に見学することができますよ。
永平寺の基本情報
- 施設名
- 永平寺
- 拝観時間
- 8:30~16:30(来寺は16:00まで)
- 拝観料
- 大人500円、小中学生200円
- 定休日
- なし
- 住所
- 福井県吉田郡永平寺町志比5-15
- 電話番号
- 0776-63-3102
- 公式サイト
- https://daihonzan-eiheiji.com/
一乗谷朝倉氏遺跡(福井市)
続いては、永平寺からバスと徒歩で約30分の「一乗谷朝倉氏遺跡」をチェック。戦国時代に越前の国を支配した、戦国大名・朝倉氏の城下町跡です。
屋敷や寺院などがそのまま埋もれていたことから、国から特別史跡・特別名勝・重要文化財の三重指定を受けている貴重なスポットです。戦国時代に訪れたかのような不思議な体験ができますよ。
冬に訪れれば、美しい雪化粧をした風景が眺められます。
また、毎年夏から秋(11月末頃まで)にかけて、写真のような「和傘スカイ」というイベントも行われているため、和傘や風鈴などで色鮮やかに飾りつけられた風景を楽しみましょう。
一乗谷朝倉氏遺跡の基本情報
- 施設名
- 一乗谷朝倉氏遺跡
- 営業時間
- 9:00~17:00(入場は16:30まで)
- 拝観料
- 330円
- 定休日
- 年末年始(12月28日〜1月4日)
- 住所
- 福井県福井市安波賀町4-10
- 電話番号
- 0776-41-2301
- 公式サイト
- http://asakura-museum.pref.fukui.lg.jp/
絶品カニ料理・らでん(福井市)
福井名物・カニ料理をいただくなら、JR福井駅前のお食事処「らでん」がマスト。駅正面の商業施設「ハピリン」の1Fに入っているお店です。
特に、11月上旬頃〜3月下旬頃までいただける、越前がには絶品!茹で蟹や焼き蟹など、さまざまなコース料理が用意されていますよ。
また、せいこがにを使った、ランチ限定の“せいこ丼御膳”も人気です。せいこがにとは、オスの越前がによりも一回り小さいメスのこと。お刺身と一緒にサッパリと召し上がれ♡
らでんの基本情報
- 施設名
- らでん
- 営業時間
- ランチ11:00~13:30、ディナー17:00~20:30
- 定休日
- 4月~10月は毎週水曜日、11月〜3月は不定休
- 住所
- 福井県福井市中央1-2-1 ハピリン1F
- 電話番号
- 0776-50-2901
- 公式サイト
- http://www.fukui-raden.jp/
Night sweets BAR Salice(福井市)
福井駅から徒歩約15分ほどの「Night sweets BAR Salice(ナイトスイーツバー サリチェ)」で、食後のシメをいただきましょう。
旬のフルーツをふんだんに詰め込んだ豪華なパフェは、特に女性に大人気!ジューシーなフルーツと、アイスやクリームの相性が抜群です。
店内には、バーカウンターやボックス席が用意されており、落ち着いたひとときが過ごせます。女子同士で訪れるのはもちろん、デートシーンにもぴったりなお店です。
また、パスタやピザなどのフードメニューも充実しているため、夜中にちょっと小腹が空いた……なんていうシチュエーションにもおすすめ!テイクアウトしてホテルでデザートを楽しむのも良さそうです。
Night sweets BAR Saliceの基本情報
- 施設名
- Night sweets BAR Salice
- 営業時間
- 月〜木20:00~1:30、金・土20:00~3:00
- 定休日
- 日曜・祝日
- 住所
- 福井県福井市順化1-15-1 KIHACHIビルB1
- 電話番号
- 0776-43-6686
- 公式サイト
- https://peraichi.com/landing_pages/view/salice/
あわら温泉・まつや千千(あわら市)
宿泊は、福井駅から電車で約18分の好立地にある、あわら温泉内の旅館はいかが?人気漫画「ちはやふる」の舞台にもなった温泉街です。
中でも注目したいのが「まつや千千」。北陸地域最大級の源泉露天風呂のほか、温泉たまご作りや茶道が無料で体験できる旅館です。
また、ティーラウンジやロビーでは無線LANが使用可能。ワーケーションとしての利用もおすすめ♡
まつや千千では、お手頃価格で宿泊できる“ゆうゆう館”、ちょっとリッチに過ごせる“せんせん館”、そして特別なひとときを楽しめる“時忘れ離座”と、3タイプのお部屋が用意されています。
中でも、“時忘れ離座”には写真のような専用の源泉露天風呂が付いており、いつでも好きなときに温泉を堪能できますよ。
時忘れ離座に宿泊すると、専用のお食事処「千代見草」が利用できる特典も付いてきます。和モダンかつ落ち着いた空間で、福井の旬な食材を使ったお料理に舌鼓♪
また、女性に嬉しいアメニティも豊富に利用可能です。お茶菓子や浴衣、アロマポットなど、旅の疲れをゆったりと癒せますよ。
まつや千千の基本情報
- 施設名
- まつや千千
- 宿泊予算
- 大人一人あたり約8,800円~約91,000円
- 住所
- 福井県あわら市舟津31-24
- 電話番号
- 0776-77-2560
- 公式サイト
- https://matuyasensen.co.jp/
【2日目】冬の福井観光モデルコース
養浩館庭園(福井市)
2日目は、JR福井駅から徒歩15分の「養浩館庭園」で静かな朝を過ごしましょう。四季折々の風景が眺められる、心落ち着くスポットです。
元々、福井藩主松平家の別邸であり、江戸時代には「御泉水屋敷(おせんすいやしき)」と呼ばれていた養浩館庭園。
中でも、広大な敷地を誇る回遊式林泉庭園は、江戸時代初期〜中期を代表する名園の一つです。2020年にはアメリカの庭園専門誌で、“日本庭園 全国ランキング”第8位に輝きました。
お茶席などの体験イベントも実施しているため、観光に訪れる際はぜひチェックしてみてくださいね。
養浩館庭園の基本情報
- 施設名
- 養浩館庭園
- 営業時間
- 9:00~19:00(11月6日~翌年2月末は17:00閉園、入場は閉園30分前まで)
- 拝観料
- 220円
- 定休日
- 年末年始(12月28日〜翌年1月4日)
- 住所
- 福井県福井市宝永3-11-36
- 電話番号
- 0776-21-0489
- 公式サイト
- http://www.fukuisan.jp/ja/yokokan/index.html
めがねミュージアム(鯖江市)
庭園でリフレッシュしたあとは、鯖江市の「めがねミュージアム」を訪れてみましょう。およそ600以上もの関連会社がある、“めがねの産地”の鯖江市ならではのボリューム感が楽しめますよ。
館内には、数千種類のめがねやオブジェなどが展示されており、見ているだけでもワクワクしてくるはず。入場無料でここまで楽しめちゃうなんてすごいですよね。
また、自分だけのオリジナルめがねが作れる「めがね手作り体験教室(22,000円〜)」も大人気!糸のこやヤスリなどを用いて、本格的な体験ができますよ。完全予約制なので、訪れる前に詳細を確認しておきましょう。
めがねミュージアムの基本情報
- 施設名
- めがねミュージアム
- 営業時間
- めがねSHOP10:00~19:00/体験工房・めがね博物館・SabaeSweets10:00~17:00
- 入場料
- 無料
- 定休日
- 毎週水曜日・年末年始
- 住所
- 福井県鯖江市新横江2-3-4 めがね会館
- 電話番号
- 0778-42-8311
- 公式サイト
- https://www.megane.gr.jp/museum/
福井県陶芸館(丹生郡越前町)
福井観光の最後は、越前陶芸村内の「福井県陶芸館」で、体験型のミュージアムを楽しみましょう!館内では越前焼の歴史を学べたり、陶芸や茶道の体験ができますよ。
特に“茶苑”では、越前焼を使ってお抹茶が味わえるだけでなく、美しい庭園を眺めることも可能です。静かなひとときを過ごしながら、茶道を学ぶのも良いですよね。
敷地内では、10月下旬頃〜1月下旬頃の金土日祝に「三千色の陶あかり」というライトアップイベントを開催。夏に福井県陶芸館を訪れたお客さんが作った約3,000個の陶あかりと、越前焼作家の方の作品を展示。優しい光によって生み出される空間は、とっても幻想的です。
旅の最後に、美しい風景を目に焼き付けておきませんか?
福井県陶芸館の基本情報
- 施設名
- 福井県陶芸館
- 営業時間
- 9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 入場料
- 一般300円、高校生以下・70歳以上の方は無料
- 定休日
- 毎週月曜日(休日を除く)、休日の翌日(土・日・休日を除く)、年末年始(12月28日~1月4日)
- 住所
- 福井県丹生郡越前町小曽原120-61
- 電話番号
- 0778-32-2174
- 公式サイト
- https://www.tougeikan.jp/
温泉もグルメも楽しめる♡冬の福井を満喫しよう
温泉にカニ料理に雪景色などなど、魅力いっぱいの冬の福井観光・モデルコースをご紹介してきました。
定番スポット・永平寺や一乗谷朝倉氏遺跡から、陶あかりの幻想的な風景が楽しめるスポットまで、さまざまな見どころがある福井県。
女子旅やデート、家族旅行など、さまざまなシーンに対応できるので、ぜひ冬の福井を訪れてみてくださいね。