首都圏からも気軽に日帰り観光ができる千葉県。代表的な観光地といえば「東京ディズニーランド」が思いつきますが、海と山の大自然を味わえるエリアとしても人気です。
千葉県は東京都の2倍の面積があり、その広大な敷地面積を活かした自然公園や海水浴場などが点在しています。そのため一回で周るには限りがあり、観光するには行きたいスポットを絞っておくことが大切です。
今回は千葉県の広大なエリアの大自然を楽しみたい人のために、定番から穴場スポットまで厳選して紹介していきます!
新型コロナウイルス対策
新型コロナウイルスの影響で日々状況が変化していますので、最新情報については各施設のHPをご確認ください。 また、外出自粛要請の出ている地域において、不要不急の外出はお控えください。 感染症の予防および拡散防止のために、咳エチケット・手洗い・アルコール消毒・マスク着用などを心がけるようお願いいたします。
千葉はどんな場所?
千葉県はほとんどが房総半島内に位置していることから、三方を海に囲まれ、長い海外線と山々が広がる自然の豊かさが特徴です。特に東側沿岸部の九十九里浜では、サーフィンなどのマリンスポーツの聖地として有名。
海だけでなく山頂からの絶景や滝から全身で受けるマイナスイオンなど、普段の疲れを癒してくれるスポットが満載です。
美しい景観が多く、フォトジェニックな写真が撮れるスポットも豊富なため、ぜひ自分のお気に入りのスポットを見つけて楽しんでみてくださいね。
千葉で自然を満喫できる定番スポット
美しいビーチでサーファーの聖地 九十九里浜(九十九里町)
九十九里といえばダイナミックな海の爽快感を味わえるスポットです。九十九里浜は約66kmに及ぶ長く白い砂浜と緑の松林が続く海岸線一帯を指し、そこには大きな海水浴場が4つ広がっています。
九十九里浜には質の良い波ができるため、毎週末のようにサーフィンやウェイクボードなどのマリンスポーツを楽しむ人たちが訪れる聖地スポット。
特に夏には海水浴場に海の家が立ち並び、海水浴を楽しむ人、九十九里名物である「はまぐり」などのグルメを楽しむ人など県外からも多くの人で賑わいます。
自然だけでなく伝統漁法である地引網体験、イチゴ狩り、ガラス製作など体験を通して遊べるスポットとしてもおすすめですよ。
九十九里浜 詳細情報
- 施設名
- 九十九里浜
- 営業時間
- 24時間
- 入場料
- 無料
- 定休日
- 無休
- 住所
- 千葉県山武郡九十九里町
- 電話番号
- 0475-76-9449
- 公式サイト
- https://99kankou.com/
スリル満点!断崖絶壁から地獄を覗く 鋸山(富津市)
ギザギザと鋸のような切り立った岩肌が特徴の鋸山。かつて建築資材のために盛んに採石が行われたことで、岩肌が露出した鋸のような山になりました。
その見た目から鋸山と呼ばれていますが、正式名称は乾坤山(けんこんざん)といいます。
標高329mと低山であり、アクセスもいいことから四季を通して多くの観光客が訪れ、登山や景観を楽しめるスポットとして人気です。
山頂までにはロープウェイもあるため、体力に自信がない人でも大丈夫。
低山であるものの、山頂の展望台からは富士山や東京湾を一望でき、「関東の富士見100景」にも選ばれています。
特に有名なのが鋸山名物「地獄のぞき」。一部分だけ突き出た崖の先端から下を覗くと、足場がなく、まるで地獄を覗くような恐ろしい気分を味わえます。ぜひ度胸試しにやってみてくださいね!
鋸山 詳細情報
- 施設名
- 鋸山ロープウェー
- 営業時間
- 9:00~17:00(2月16日~11月15日)、9:00~16:00(11月16日~2月15日) ※夏期は営業時間の延長あり
- 入場料
- 大人12歳以上 片道500円 往復950円 小人6歳以上 片道250円 往復450円
- 定休日
- 荒天の場合休止することあり
- 住所
- 千葉県富津市金谷4052-1
- 電話番号
- 0439-69-2314
- 公式サイト
- http://www.mt-nokogiri.co.jp/pc/p010000.php
SNSで絶景が話題 濃溝の滝(君津市)
SNSの写真投稿で突如人気観光地となっている濃溝の滝。清水渓流公園という自然公園の中にあり、洞窟から差し込む光が水面に映し出すハート型のシルエットが「ジブリの世界観」と話題になっています。
ハート型の美しいシルエットを写真に収めたい場合は、3月と9月の早朝6:30~7:30頃がおすすめ。
濃溝の滝のほかにも夏には蛍が飛び回り、秋には紅葉が見られるなど、季節ごとに色んな顔を楽しめるので、訪れる際は時間や天気などをチェックしてから楽しんでくださいね。
濃溝の滝 詳細情報
- 施設名
- 濃溝の滝
- 営業時間
- 散策自由
- 入場料
- 無料
- 定休日
- 無休
- 住所
- 千葉県君津市笹1954
- 電話番号
- 0439-56-1325
- 公式サイト
- https://www.city.kimitsu.lg.jp/site/kanko/2259.html
6つの滝からマイナスイオンを浴びる 養老渓谷(大多喜町)
房総半島のほぼ中央に位置し、「房総の奥座敷」と呼ばれる養老渓谷。渓谷にはいくつもの滝が点在しており、遊歩道を歩きながら「滝めぐり」ができるパワースポットで、疲れを癒す有数の温泉地でもあります。
渓谷の中でもシンボルの滝が「粟又の滝」。全長100mもあり、末広がりにゆるやかに流れる様子は多くの人を魅了します。末広がりの人生を祈りながら、滝のパワーを受け取ってみてはいかがでしょうか。
秋には紅葉スポットとして有名で、紅く色づいた渓谷を眺めながら歩いた後に、ゆっくりと温泉に浸れば日頃の疲れがリフレッシュできますよ。
養老渓谷 詳細情報
- 施設名
- 養老渓谷
- 営業時間
- 散策自由
- 入場料
- 無料
- 定休日
- 無休
- 住所
- 千葉県夷隅郡大多喜町粟又
- 電話番号
- 0470-80-1146
- 公式サイト
- http://www.youroukeikoku.com/
花と動物のエンターテイメントファーム マザー牧場(富津市)
関東屈指の人気レジャーランドであり、大人も子どもも一日中楽しめるエンターテイメントファーム「マザー牧場」。広大な牧場にはたくさんの動物たちが暮らし、季節の花々が咲き誇っており、見どころは満載!
マザー牧場はショーが豊富で、牧羊犬に誘導されながら150頭の羊が走る姿が見れる「羊の大行進」、羊の毛を刈る「シープショー」、子豚たちの可愛らしい走りが見れる「こぶたレース」などが開催されています。
アルパカに餌をあげたり、牛の乳しぼりなど実際に動物たちと触れ合える体験イベントも大人気。雄大な自然を眺めながら食べるジンギスカンや濃厚ソフトクリームは絶品ですよ。
マザー牧場 詳細情報
- 施設名
- マザー牧場
- 営業時間
- 2~11月 土日祝 9:00~17:00 平日 9:30~16:30、12月~1月 土日祝 9:30~16:30 平日10:00~16:00
- 入場料
- 大人1,500円 小人(小学6年生以下)800円
- 定休日
- 休園日は月によって異なります。詳しくは公式サイトにてご確認ください。
- 住所
- 千葉県富津市田倉940−3
- 電話番号
- 0439-37-3211
- 公式サイト
- http://www.motherfarm.co.jp/
心が安らぐ日本の原風景 大山千枚田(鴨川市)
日本の懐かしい風景として人気の棚田ですが、都心から一番近い棚田として有名なのが千葉県の「大山千枚田」。雨水だけで耕作を続けている、天水田からなる棚田を見られるのは全国探してもここだけ!
この天水田からなる棚田だからこそ、自然や生物との共生が育まれ、美しい日本の原風景が保たれています。
4月から6月頃は田んぼに貼られた水面に空や夕陽の景色が映し出され、幻想的な世界に誘ってくれますよ。
一年を通して様々な色や世界を見せてくれる日本の原風景に、心癒されてみてはいかがでしょうか。
大山千枚田 詳細情報
- 施設名
- 大山千枚田
- 営業時間
- 見学自由
- 入場料
- 無料
- 定休日
- 無休
- 住所
- 千葉県鴨川市平塚540
- 電話番号
- 04-7099-9050
- 公式サイト
- https://senmaida.com/
千葉で自然を満喫できる穴場スポット
海と白い灯台が映える 犬吠埼灯台(銚子市)
断崖絶壁に建てられ、空と海の青色とレンガ造りの白亜の灯台が映える「犬吠埼灯台」。九十九里にちなんだと言われる99段の階段を登ると、目の前には太平洋が望める大パノラマが広がります。
灯台の前には、灯台の白色に合わせて作られた真っ白のポストがあり、灯台とポストと青い空を一緒に映える写真を撮ることができますよ。
銚子半島の最東端に建てられた灯台は、「日本で最も早く朝日がのぼる場所」としても有名なため、ここから一日を始めて、日本で一番長い日中の時間を味わってみはいかがでしょうか。
犬吠埼灯台 詳細情報
- 施設名
- 犬吠埼灯台
- 営業時間
- 3月~9月 8:30~17:00 (GW 8/10~8/19) 8:30~17:30 10月~2月 8:30~16:00
- 入場料
- 大人300円、小学生以下無料
- 定休日
- 無休
- 住所
- 千葉県銚子市犬吠埼
- 電話番号
- 0479-25-8239
- 公式サイト
- https://www.tokokai.org/tourlight/tourlight03/
木製桟橋がフォトジェニック 原岡桟橋(南房総市)
全国でも数少ない木製の桟橋が海へと続き、その先には富士山が望める、知る人ぞ知る絶景スポット「原岡桟橋」。CMのロケ地としても使用され、夏にはダイヤモンド富士の撮影スポットとして写真愛好家にも人気です。
特に夕暮れになると、美しい夕焼けに浮かび上がる富士山のシルエット、桟橋には電灯が灯り、まるで映画のワンシーンのような何ともいえないロマンチックな風景が現れます。
日中、夕焼け、夜景と一日で色んなフォトジェニックな写真が撮れる穴場スポットとしておすすめです。
原岡桟橋 詳細情報
- 施設名
- 原岡桟橋
- 営業時間
- 見学自由
- 入場料
- 無料
- 定休日
- 無休
- 住所
- 千葉県南房総市富浦町原岡地先
- 電話番号
- 0470-28-5307
- 公式サイト
- https://www.mboso-etoko.jp/cgi-bin/co_kanihp/info.asp?uid=3445
星空と鳥居が神秘的 釣ヶ崎海岸(一宮町)
サーファーの聖地である九十九里浜一帯にある「釣ヶ崎海岸」は、天体観測の人気スポットとしても有名。満点の星空を見られるのはもちろん、特徴的なのは神社の鳥居と星空の神秘的な写真を撮れること。
暗闇の中にひっそりと、そして堂々とそびえる鳥居と輝く星空とのコントラストは、宇宙の見えないパワーに圧倒されるかのような感覚を味わうことができます。
海の波の音を聞きながら、神秘的な景色を見ていると、悩みもほぐれて心が癒されることでしょう。
釣ヶ崎海岸 詳細情報
- 施設名
- 釣ヶ崎海岸
- 営業時間
- 見学自由
- 入場料
- 無料
- 定休日
- 無休
- 住所
- 千葉県長生郡一宮町 東東浪見6962-2
- 電話番号
- 0475-42-1425
- 公式サイト
- https://maruchiba.jp/sys/data/index/page/id/19982/
千葉観光は大自然を巡ってリフレッシュしよう!
千葉県は一年を通して、四季折々の自然の変化を楽しめるスポットがたくさんあります。一日の内でも日中や夕暮れ、夜間など時間帯によっても見える景観が変わるため、何度も訪れて色んな自然の顔を味わうのもおすすめです。
ぜひ広大な自然の中で、普段の疲れをリフレッシュしてみてくださいね!