日本百名山である筑波山や太平洋に面した漁港など、山と海の自然に恵まれた茨城県。そんなスケールの大きな自然を生かした公園や水族館などの観光スポットが豊富で、天気のいい日のドライブは爽快。
広大な関東平野で育まれた山の幸や、新鮮な海の幸を味わえるグルメスポットも魅力です。
今回はそんな魅力ある茨城を目いっぱい楽しむため、おすすめドライブコースから穴場デートスポットまで紹介していきます。
新型コロナウイルス対策
新型コロナウイルスの影響で日々状況が変化していますので、最新情報については各施設のHPをご確認ください。 また、外出自粛要請の出ている地域において、不要不急の外出はお控えください。 感染症の予防および拡散防止のために、咳エチケット・手洗い・アルコール消毒・マスク着用などを心がけるようお願いいたします。
茨城はどんな場所?
東京の喧騒から1時間ほど車で離れると、田園風景が広がる自然豊かな茨城にアクセスできます。茨城には世界に誇る伝統工芸や、ネモフィラの絶景が国内外から注目を集める「国営ひたち海浜公園」、世界一の大仏「牛久大仏」など魅力あるスポットがいっぱいの観光地です。
四季折々の花やグルメも楽しめるため、どの季節に訪れても違う楽しみ方ができるのも特徴です。
そんな茨城の観光スポットを効率的に回るには車がおすすめ。県庁所在地である水戸駅を起点とした定番のドライブコースを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
茨城の定番ドライブコース
日本三名園の一つ 偕楽園(水戸市)
「偕楽園」は金沢の兼六園、岡山の後楽園とならぶ日本三名園の一つ。江戸時代に水戸藩主である徳川斉昭によって造られました。庭園名には領民の民と偕(とも)に楽しむ場にしたい思いが込められています。
そんな偕楽園の一番の見どころは梅です。2~3月には園内にある約100種3000本の梅が咲き誇り、多くの人がその美しさや香りを楽しみに足を運びます。
梅以外にも園内には四季折々の花々が見られ、春は桜、初夏には深紅のキリシマツツジ、秋には紅葉など季節によって違った表情を見せてくれますよ。
偕楽園 基本情報
- 施設名
- 偕楽園
- 営業時間
- 6:00~19:00(2月中旬~9月30日)、7:00~18:00(10月1日~2月中旬)
- 入場料
- 大人300円、小人150円
- 定休日
- なし
- 住所
- 茨城県水戸市見川 1-1251
- 電話番号
- 029-244-5454
- 公式サイト
- https://ibaraki-kairakuen.jp/
日本最大規模 アクアワールド茨城県大洗水族館(大洗町)
「アクアワールド茨城県大洗水族館」は2002年に大規模リニューアルをされ、毎年100万人が来場する人気観光スポットです。
世界中の魚を飼育しているアクアワールドの中でも力を入れているのがサメとマンボウです。50種類以上のサメを飼育しており、その飼育数は日本一。マンボウは日本最大の専用水槽の中で飼育され、のんびりと泳ぐ姿を見ているだけで心も癒されますよ。
アクアワールドのもう一つの特徴は大洗の海をバックに行われる「イルカ・アシカのオーシャンライブ」。3種類のイルカのダイナミックなジャンプや、かわいらしいアシカのパフォーマンスは子どもから大人まで楽しめます。
アクアワールド茨城県大洗水族館 基本情報
- 施設名
- アクアワールド茨城県大洗水族館
- 営業時間
- 9:00~17:00(最終入館16:00)
- 入場料
- 大人2,000円、小・中学生900円、幼児300円、3歳未満無料
- 定休日
- なし
- 住所
- 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8252-3
- 電話番号
- 029-267-5151
- 公式サイト
- https://www.aquaworld-oarai.com/
新鮮な魚介を味わう 大洗海鮮市場(大洗町)
大洗漁港で水揚げされたばかりの新鮮な魚介類を、海鮮丼や浜焼きなどで味わえる「大洗海鮮市場」。店頭で浜焼きされているホタテやハマグリ、エビの香りが食欲をそそります。
食事で立ち寄るだけでなく、自家製の干物やかまぼこなどお土産を購入する場所としても最適です。食事をするとお買い物10%OFF券がもらえたりするので、お土産購入は食事後がおすすめですよ。
大洗海鮮市場 基本情報
- 施設名
- 大洗海鮮市場
- 営業時間
- 平日 7:00~18:00、土日祝 6:30~18:00(季節によって営業時間の変更あり)
- 入館料
- 無料
- 定休日
- 年中無休(臨時休業あり)
- 住所
- 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8253-56
- 電話番号
- 029-267-0121
- 公式サイト
- http://www.oarai-kaisen.com/
大洗のシンボル 大洗マリンタワー(大洗町)
「大洗マリンタワー」は大洗のシンボルであり、地上60mのタワー展望室からは360度大パノラマを楽しむことができます。目の前には太平洋の大海原が広がり、遠くには富士山や日光那須連山、筑波山が望める絶景。
タイミングが合えば、大洗湾に停泊するフェリーの様子や街に溶け込んでいく夕景、大洗町の灯が作り出す夜景を見ることもできます。
大洗マリンタワー 基本情報
- 施設名
- 大洗マリンタワー
- 営業時間
- 9:00~21:00(3月1日~8月末日)、9:00~18:00(9月1日~2月末日)
- 入場料
- 高校生以上340円、小・中学生170円、小学生未満 無料
- 定休日
- 年末12月28日~12月30日
- 住所
- 茨城県東茨城郡大洗町港中央10番地
- 電話番号
- 029-266-3366
- 公式サイト
- http://www.oarai-mt.jp/
茨城の代表的観光スポット 国営ひたち海浜公園(ひたちなか市)
「国営ひたち海浜公園」は春に咲くネモフィラの丘の美しさが、書籍「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」などメディアに取り上げられ、国内外から注目されている茨城の代表的な観光スポットです。
園内は東京ドーム43個分という広大な敷地面積を誇り、園内の各所に大規模な花畑が見られます。春にはネモフィラ・スイセン・チューリップ、夏にはひまわり、秋には紅葉やコスモスなど四季折々の花々が迎えてくれます。
花々だけでなく、25種類以上のアトラクションが楽しめる遊園地やサイクリング、バーベキューなど自然の中で漫喫できるアクティビティも充実していますよ。
国営ひたち海浜公園 基本情報
- 施設名
- 国営ひたち海浜公園
- 営業時間
- 9:30~17:00(3月1日~7月20日)、9:30~18:00(7月21日~8月31日)、9:30~17:00(9月1日~10月31日)、9:30~16:30(11月1日~2月末日)
- 入場料
- 大人450円、中学生以下無料
- 定休日
- 毎週火曜日、12月31日、1月1日、2月の第1月曜日からその週の金曜日まで
※毎日開園する期間もあるため、公式サイトを参照ください - 住所
- 茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
- 電話番号
- 029-265-9001
- 公式サイト
- https://hitachikaihin.jp/
茨城の穴場ドライブデートスポット
かみね公園(日立市)
「かみね公園」は自然豊かな園内にレジャーランド、動物園、遊園地が併設されており、1日デートが楽しめるスポットです。
かみね動物園はコンパクトな動物園ながら象やキリン、カバなどの大型動物からペンギンやレッサーパンダなどのかわいらしい動物まで、45種類以上の動物たちを見ることができます。
かみねレジャーランドではジェットコースター、大観覧車、メリーゴーランドなど18種以上のアトラクションが楽しめます。ジェットコースターは規模的にはそれ程大きくありませんがスピーディーでスリル満点。比較手に安くアトラクションが楽しめるのも魅力です。
かみね公園 基本情報
- 施設名
- かみね公園
- 営業時間
- 施設によって異なる
- 入場料
- 施設によって異なる
- 定休日
- 施設によって異なる
- 住所
- 茨城県日立市宮田町5-2-22
- 電話番号
- 0294-22-4737
- 公式サイト
- https://kaminepark.or.jp/
手ぶらで陶芸体験 笠間工芸の丘(笠間市)
「笠間工芸の丘」は笠間芸術の森公園内にある陶芸体験施設です。ふれあい工房では初心者でもインストラクターの指導のもと、笠間焼のロクロ体験が楽しむことができます。
体験は陶芸だけでなく、ガラスとガラスを溶け合わせて作るフュージング体験も可能。自分だけのペンダントやブローチはデートの思い出の品として最適ですよ。
体験以外にも陶芸品の常設展示、芸術の森公園をテラスで見渡しながらお茶を楽しめるカフェ、陶器や工芸品を扱うお土産ショップなども併設しています。
笠間工芸の丘 基本情報
- 施設名
- 笠間工芸の丘
- 営業時間
- 10:00~17:00
- 体験料
- ロクロ体験4,400円
- 定休日
- 月曜(祝日・連休の場合は翌日)
- 住所
- 茨城県笠間市笠間2388-1
- 電話番号
- 0296-70-1313
- 公式サイト
- http://www.kasama-crafthills.co.jp/
あみ・プレミアムアウトレット(阿見町)
アメリカ西海岸の街並みをイメージして作られ、国内外の有名ブランドショップや飲食店が150店舗以上立ち並ぶ「あみ・プレミアムアウトレット」。ファッションやスポーツ、グルメが集約されており、緑豊かな歩道を歩きながらショッピングデートを楽しめます。
アウトレット場内から見える、全長120mで世界最大の大仏「牛久大仏」の眺めも圧巻。アクセスは阿見IC直結のため、ドライブで立ち寄るスポットとしておすすめですよ。
あみ・プレミアムアウトレット 基本情報
- 施設名
- あみ・プレミアムアウトレット
- 営業時間
- 10:00~20:00(季節により異なる)
- 入場料
- なし
- 定休日
- 2月の第3木曜日
- 住所
- 茨城県稲敷郡阿見町よしわら4-1-1
- 電話番号
- 029-829-5770
- 公式サイト
- https://www.premiumoutlets.co.jp/ami/
世界最大の大仏 牛久大仏(牛久市)
1993年に完成した青銅製立像「牛久大仏」は全長120mを誇り、世界一の高さとしてギネスにも認定されています。
大仏の胎内は5階建てとなっており、各階では阿弥陀如来の世界観を表した空間や写経ができる空間、一般の方の分骨を収められる空間など、お寺としての役割も果たしています。
最上階である5階では、地上85mの胸部展望台から東西南北が見渡せ、天気がよい日は富士山やスカイツリーまで見ることができます。インパクトが大きいため、きっと思い出に残るデートになりますよ。
牛久大仏 基本情報
- 施設名
- 牛久大仏
- 営業時間
- 時期、曜日によって異なるため公式サイトを参照ください
- 入場料
- 大仏胎内と庭園セット 大人800円、4歳~小学生400円、3歳以下無料
- 定休日
- なし
- 住所
- 茨城県牛久市久野町2083
- 電話番号
- 029-889-2931
- 公式サイト
- https://daibutu.net/index.html
茨城のパワースポット 鹿島神宮(鹿嶋市)
「鹿島神宮」は関東地方最古・最大の神社で、全国に約600社ある鹿島神社の総本社。平安時代から伊勢神宮以外に神宮と呼ばれるのは、ここ鹿島神宮と千葉にある香取神宮だけという格式高い神社です。
祭神は武の神として知られるタケミカヅチ神が祀られており、サッカー・Jリーグの鹿島アントラーズが毎年必勝祈願に訪れるというパワースポットでもあります。
荘厳な境内を一緒にゆったりと歩きながら、パワーと癒しを共有できる神聖なデートはいかがでしょうか。
鹿島神宮 基本情報
- 施設名
- 鹿島神宮
- 参拝時間
- 24時間
- 入場料
- なし
- 定休日
- なし
- 住所
- 茨城県鹿嶋市宮中2306-1
- 電話番号
- 0299-82-1209
- 公式サイト
- http://kashimajingu.jp/
茨城のモデルコースをドライブしながら楽しもう!
茨城の観光地は山や海などの自然を活かしたスケールの大きなスポットや歴史的建造物、伝統工芸体験など幅広い楽しみ方ができます。四季折々の花々や旬のグルメも満載なため、どの季節に訪れても違った趣が感じられますよ。
あまり知られていないけど世界的に注目されている観光地も多いため、ぜひドライブしながら肌で感じてみてくださいね。