本州の最北に位置し、火山活動等によって形作られた雄大な自然に恵まれた青森県には、美しい景観を楽しめるスポットが豊富です。また心を奪う素晴らしい景観と融和しながら長く受け継がれてきた、伝統や美食の宝庫でもあります。最近ではのびやかな感性が活かされたモダンなアートスポットも増えている青森県。伝統も美食も自然も全部楽しみたい!そんな欲張りな女子旅に最適な県なのです。
今回は見どころでいっぱいの青森県の中でも、特にアーティスティックなスポットが集まる青森・十和田・三沢エリアを巡る1泊2日の女子旅モデルコースをご紹介します!
新型コロナウイルス対策
新型コロナウイルスの影響で日々状況が変化していますので、最新情報については各施設のHPをご確認ください。 また、外出自粛要請の出ている地域において、不要不急の外出はお控えください。 感染症の予防および拡散防止のために、咳エチケット・手洗い・アルコール消毒・マスク着用などを心がけるようお願いいたします。
【1日目】青森の伝統とアートを堪能!夜は美食と体験を通して青森の魅力を丸ごとを満喫しよう
話題のあの子「あおもり犬」に会いに「青森県立美術館」へ
青森県を巡る女子旅の最初のスポットは「青森県立美術館」。隣にある日本最大級の縄文集落跡・三内丸山遺跡の発掘現場をイメージして設計された建物で、現代と縄文の融合したアートな空間にときめきます!モダンなセンスの光る展示が多く、青森県の観光地として人気を集めています。
その中でもひと際人気なのが、青森県出身で画家や彫刻家として活躍する奈良美智さんの作品「あおもり犬」。屋外トレンチに設置された高さ8.5メートルの巨大展示で、室内からも野外に出て間近からも楽しめます。とても穏やかな表情のあおもり犬は女子旅に外せないフォトスポットですよ!季節によりカラフルな帽子を身に着けていることもありますので、タイミングをはかって伺うのもよいですね。
青森県立美術館の基本情報
- 施設名
- 青森県立美術館
- 営業時間
- 9:30〜17:00(入館は16:30まで))
- 入館料
- 大人510円、大学生・高校生300円、中学生・小学生100円
- 定休日
- 毎月第2、第4月曜日 (祝日の場合はその翌日)、年末年始
※その他展示替えによる休館日あり - 住所
- 青森県青森市安田字近野185
- 電話番号
- 017-783-3000
- 公式サイト
- http://www.aomori-museum.jp/ja/
青森といえば!「ねぶたの家 ワ・ラッセ」で大迫力の伝統アートを鑑賞
青森県に限らず日本を代表する祭りといえば大迫力のねぶた祭り!「ねぶたの家 ワ・ラッセ」では町の人に大切に受け継がれてきたねぶた祭りの歴史や魅力を発信しています。ねぶたの全てを体感できる見応え抜群の施設です。
ねぶたミュージアムでは 青森市民の情熱で守られ続けてきた「ねぶた祭」の様子を写真展示。他にも、歴代のねぶた師の紹介やねぶたの変遷など、わかりやすく学べる内容です。また、ホールのメイン広間には、祭りの本番に登場したねぶたの数々が常設展示されています。心を奪われるイキイキとしたねぶたを、心ゆくまでご堪能ください。館内には三味線・笛・ねぶた囃子が流れ、気の置けない友人との女子旅を盛り上げてくれますよ!
ねぶたの家ワ・ラッセの基本情報
- 施設名
- ねぶたの家 ワ・ラッセ
- 営業時間
- 9:00~19:00(5月~8月)、9:00~18:00(9月~4月 ※最終入場17:30)
- 入館料
- 大人620円、高校生460円、小中学生260円
- 定休日
- 8月9日~10日、12月31日~1月1日
- 住所
- 青森県青森市安方1‐1‐1
- 電話番号
- 017-752-1311
- 公式サイト
- http://www.nebuta.jp/warasse/
青森の美食とお土産が揃う「A-FACTORY」でひと休み
ねぶたの迫力に盛り上がった後には、すぐお隣にある「A-FACTORY」に向かいましょう!青森県産のりんごを使ったシードル工房と地元の食材やお菓子をたくさん揃えたフードマルシェが入っていて、青森県産の食材を使ったたくさんの「美食」に目移りをくり返してしまいそう。
箱いっぱいに入ったカラフルなりんごたちを見ていると、はるばる青森県まで来ているという実感もいっそう湧いてきますよね。青森を盛り上げる企画商品や地元の直売所ならではの希少な商品もたくさんありますので、大きなバッグを持って訪問しましょう!
工房ではシードルやブランデーなどを醸造しており、ガラス越しに製造工程をのぞくことも可能。芳醇な甘みと酸味がを癒やすシードルはお洒落な女子にも人気のドリンク。ホテルの夜に備えて、数本ゲットしておくのが吉です!
A-FACTORYの基本情報
- 施設名
- A-FACTORY
- 営業時間
- 9:00~20:00(一部ショップにより異なる)
- 定休日
- 不定休
- 住所
- 青森県青森市柳川1-4-2
- 電話番号
- 017-752-1890
- 公式サイト
- https://www.jre-abc.com/wp/afactory/index/
にぎやかな女子旅の宿泊ならこちら!「星野リゾート 青森屋」で青森県を丸々楽しむ
お買い物を楽しんだら本日のお宿「星野リゾート 青森屋」へ向かいます。
JR青森駅からは車や電車で約1時間半ほど。東京ドーム15個分という広大な敷地面積を誇り「青森のテーマパーク」と謳っているだけあって、アクティビティやお楽しみ処もたくさん!
青森屋で青森の伝統や美食を楽しみ尽くすために、チェックインからチェックアウトまで大忙しになる予感です。チェックインを済ませたら館内を通って客室へ向かうのですが、足をつい止めてしまう気になるスポットがありすぎて、なかなか前へ進めません!
人が少ないうちに、水に浮いているかのような開放感を楽しめる露天風呂「浮湯」を堪能。観光の疲れを癒やしたところで、お待ちかねのディナータイムに!せっかくのご褒美女子旅であれば、離れでゆっくりぜいたくにお食事を楽しんではいかがでしょう。
本館から少し行ったところにある南部曲屋では、青森の人々に愛される伝統の海の幸15品「七子八珍」を取り入れた懐石料理をいただけます。もちろん酒処青森の地酒も豊富!料理と相性抜群な日本酒やシードル、ワインもあります。
幸せな時間を過ごして心もおなかも程よく膨れたところで、毎晩開催の青森四大祭りのショーを見に移動しましょう。
飲み足りない夜には、昔懐かしい雰囲気のヨッテマレ酒場で飲みなおしましょう!青森の地酒を立ち飲みやカウンター、半個室で楽しめます。青森の名物料理もたくさんあり、ついつい2回目の夜ごはんに。そんなハプニングも女子旅ならではですね!美しくライトアップされた夜の公園を、酔い覚ましや腹ごなしのためにお散歩するのもおすすめです。
目が覚めたらまず、昭和レトロな元湯で朝風呂を。観光に備えて体を目覚めさせておきましょう!そして朝食はのれそれ食堂でのビュッフェ。古民家風のレストランで割烹着姿のお母さんが笑顔でおもてなしをしてくれます。郷土料理やあつあつの実演料理もたくさんあり、ご飯に好きなお刺身を好きなだけのせて楽しむ「うめじゃ丼」は特に人気の一品。
青森の美食を丸ごといただきましょう!チェックアウトは12時なので、ゆっくりとくつろぎつつ観光の準備を。
星野リゾート青森屋の基本情報
- 施設名
- 星野リゾート 青森屋
- 宿泊予算
- 大人1名あたり8955円~
- 住所
- 青森県三沢市字古間木山56
- 電話番号
- 0570-073-022 (星野リゾート予約センター 10:00 – 18:00)
- 公式サイト
- https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/aomoriya/
【2日目】青森の大自然!一生のうちに絶対見ておきたい美しい景色と現代アートを
十和田八幡平国立公園で青森の大自然と戯れる
青森・岩手・秋田の3県をまたぐ十和田八幡平国立公園は、山岳・渓谷・湖沼を望む美しい風景が広がっています。新緑や紅葉時期にも、登山やスキーのためにも、年中たくさんの人で賑わう青森を代表する景勝地です。
約20万年前からの火山活動で生まれたカルデラ湖「十和田湖」。静寂が広がる湖面と湖畔から周りの山を覆う美しい緑のコントラストに心を奪われます。
次にご紹介する奥入瀬渓流とともに、国の特別名勝と天然記念物に選ばれており、遊歩道や遊覧船、展望台などさまざまな方法で景色を楽しめますよ!
十和田湖から流れ出た唯一の河川である奥入瀬川が形成した全長14メートルほどの渓谷が「奥入瀬渓流」です。美しい水の流れや苔むした岩々、岸壁にかかる滝など見どころも多く、日本屈指の景勝地として新緑や紅葉の時期にはたくさんの人々が集まります。
渓流沿いに整備された遊歩道の散策をゆっくりお楽しみください。
紅葉のピークには国内外から多くの人が集まる「蔦沼」。湖面に映る紅葉が息をのむ美しさの絶景です。一番のシャッターチャンスは風の少ない早朝だけで、深夜3時ごろからカメラマンが場所取りしているんだとか。周辺にある蔦七沼のをめぐる「沼めぐりの小径」を歩いてみるのも良いでしょう。
十和田八幡平国立公園の基本情報
- 施設名
- 十和田八幡平国立公園
- 住所
- 青森県十和田市大字奥瀬十和田湖畔休屋486
- 電話番号
- 0176-75-1015(9:00~16:30/十和田ビジターセンター)
- 公式サイト
- https://www.env.go.jp/park/towada/
女子旅をカラフルに!フォトスポットでいっぱいの「十和田市立現代美術館」で現代アート楽しむ
アートを通して新しい体験を!そんなコンセプトをもってモダンなアート空間を提供する「十和田市立現代美術館」。世界を代表するアーティストたちのスケールの大きな作品が並び、青森の女子旅では絶対に外せないお洒落スポットです!
館内にあるオーストラリアの現代彫刻家ロン・ミュエクのスタンディング・ウーマンは高さ4メートルのリアルで迫力がある女性像。自分との対比をお洒落に写真に収めましょう!
美術館の向いにあるアート広場には草間彌生による「愛はとこしえ十和田でうたう」が。代表的な水玉模様のカボチャをはじめ、少女や犬、キノコによる 賑やかな世界をお楽しみいただけます。
十和田市立現代美術館の基本情報
- 施設名
- 十和田市立現代美術館
- 営業時間
- 9:00 – 17:00(最終入館 16:30)
- 入館料
- 大人1,200円、高校生以下無料
- 定休日
- 月曜日(月曜日が祝日の場合は、その翌日)、年末年始
- 住所
- 青森県十和田市西二番町10-9
- 電話番号
- 0176-20-1127
- 公式サイト
- https://towadaartcenter.com
見応え抜群の青森で心に残る女子旅を!
今回は青森県のアーティスティックスポットで伝統・美食・自然を楽しむモデルコースをご紹介してきましたが、気になるスポットは見つかりましたか?ぜひ参考にしていただき、大切な仲間と過ごす女子旅一生モノの最高の思い出にしてくださいね!