暑い夏の避暑地としても人気の観光地、北海道。スケールの大きな自然の中で育まれた旬の食材や、自然を活かしたアクティビティなど観光からグルメまで魅力いっぱいのスポットです。
そんな中で札幌は政治・経済・文化的に北海道の中心地であり、歴史的建造物や採れたての野菜や新鮮な海産物が道内各地から集まり、独特な食文化を生み出しています。
今回はそんな北海道の中心であり、「都市と自然」が調和する札幌のおすすめ観光地からグルメまで厳選してお届けします!
新型コロナウイルス対策
新型コロナウイルスの影響で日々状況が変化していますので、最新情報については各施設のHPをご確認ください。 また、外出自粛要請の出ている地域において、不要不急の外出はお控えください。 感染症の予防および拡散防止のために、咳エチケット・手洗い・アルコール消毒・マスク着用などを心がけるようお願いいたします。
夏の札幌はどんな場所?
札幌の夏は梅雨がなく、台風も少ないため観光がしやすいのが特徴です。7~8月頃の平均気温は20℃を越えますが、湿度が低く、本州の夏よりもさわやかに過ごすことができます。
雪国で白いイメージのある北海道ですが、夏は新緑やラベンダーなど色とりどりの花々が咲きほこる景色が見られます。
花火大会や日本最大級のビアガーデンなども催され、長い冬を過ごした市民も盛り上がる暑い夏を一緒に楽しみましょう。
夏の札幌のおすすめ観光スポット
札幌市民の憩いの場 大通公園
札幌市内中心部を東西にわたって約15km続く「大通公園」。ライラックやハルニレなどの花々、芝生や噴水が整備されており、都会の中で安らげる札幌市民のオアシスです。
公園内には遊水路やブランコが設置されている場所もあり、子ども連れでも楽しめます。また札幌ゆかりの彫刻家による作品が見られるなど、アートにも触れられる公園になっています。
夏には「YOSAKOIソーラン祭り」やビアガーデンや盆踊りで盛り上がる「さっぽろ夏まつり」などのイベント開催場所にもなっており、一年を通して多くの観光客と市民が楽しめる憩いの場です。
大通公園 基本情報
- 施設名
- 大通公園
- 営業時間
- 散策自由
- 入場料
- なし
- 定休日
- なし
- 住所
- 北海道札幌市中央区大通西1~12丁目
- 電話番号
- 011-251-0438
- 公式サイト
- https://odori-park.jp/
札幌のシンボル 札幌時計台
JR札幌駅から徒歩10分程で、ビルが立ち並ぶ街中に札幌のシンボル「札幌時計台」。赤い屋根と白い壁が映える歴史的建造物で、多くの観光客の撮影スポットになっています。
札幌時計台は外から観るだけと思われがちですが、中に入ることができます。館内は主に札幌時計台のこれまでの歩みや歴史にまつわる展示がされ、夜には音楽会や結婚式のホールとしても利用されています。
日没すると外観がライトアップされ、街中に佇む幻想的な建物としてフォトジェニックスポット間違いなしですよ。
札幌時計台 基本情報
- 施設名
- 札幌時計台
- 営業時間
- 8時45分〜17時10分(入館は17時まで)
- 入場料
- 大人200円、小・中学生無料(中高生は学生証の提示が必要)
- 定休日
- 年始 1月1日〜1月3日
- 住所
- 北海道札幌市中央区北1条西2丁目
- 電話番号
- 011-231-0838
- 公式サイト
- http://sapporoshi-tokeidai.jp/
明治時代にタイムスリップ 北海道旧本庁舎
北海道開拓の歴史が感じられ、「赤れんが庁舎」の愛称で市民からも愛されている「北海道旧本庁舎」。1888年に建てられたアメリカ風ネオ・バロック様式の建物で、約250万個のれんがが使用されています。
館内に入ると、まさに明治時代にタイムスリップしたかのような世界。赤い絨毯が敷かれ、中央階段がある玄関ホールは撮影スポットとして人気です。
建物前の庭園には四季折々の花々が植えられており、初夏から秋にかけては色とりどりの花をバックにした「赤れんが庁舎」の美しい景色が見ることができます。
北海道旧本庁舎 基本情報
- 施設名
- 北海道旧本庁舎
- 営業時間
- 8:45~18:00
- 入場料
- なし
- 定休日
- 年末年始 ※リニューアルのため、2019年10月1日(火)から2022年度まで休館
- 住所
- 北海道札幌市中央区北3条西6丁目
- 電話番号
- 011-204-5019
- 公式サイト
- http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sm/sum/sk/akarenga.htm
公園全体がアート モエレ沼公園
世界的な彫刻家イサム・ノグチによって設計された、公園全体がアート作品である「モエレ沼公園」。敷地内にはイサム・ノグチの作品や遊具、噴水などが点在しており、訪れる時間や季節によって違った景色を見ることができます。
中でもシンボル的な作品が「ガラスのピラミッド」。透き通った建造物と青空のコントラストはさわやかな景色が撮影できますし、夕焼けには透明のガラスとオレンジ色の夕日が何ともいえない美しさを演出します。
毎年9月には「モエレ沼芸術花火」が開催され、音と光が融合した花火アートを鑑賞することもできますよ。
モエレ沼公園 基本情報
- 施設名
- モエレ沼公園
- 営業時間
- 東入口ゲート 7時~22時(入場は21時まで、通年)
西入口ゲート 7時~19時(4月20日~11月20日)
南入口ゲート 7時~19時(4月16日~11月20日) - 入場料
- なし
- 定休日
- 無休(施設によって休業日あり)
- 住所
- 北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
- 電話番号
- 011-790-1231
- 公式サイト
- http://moerenumapark.jp/
北海道らしい牧歌的スポット さっぽろ羊ヶ丘展望台
大都市札幌の中でも牧歌的な北海道らしい景色が見られる、札幌の代表的観光スポット「さっぽろ羊ヶ丘展望台」。展望台からは広大に広がる緑地で、草をはみながら散歩するかわいい羊たちと札幌市街地を見渡すことができます。
展望台のシンボルでもあるクラーク博士像と同じポーズで写真を撮るのは定番ですね!
毎年7月になると約1300株のラベンダーが開花し、一面が紫色に染まります。この時期には「ラベンダー刈り取り体験」ができ、1人50本まで無料で持ち帰ることができます。自宅でドライフラワーなどにして楽しむのがおすすめですよ。
さっぽろ羊ヶ丘展望台 基本情報
- 施設名
- さっぽろ羊ヶ丘展望台
- 営業時間
- 5月~当面の間 9:00~17:00 ※イベント開催期間中は変更となる場合あり
- 入場料
- 大人530円、小・中学生300円
- 定休日
- なし
- 住所
- 北海道札幌市豊平区羊ヶ丘1
- 電話番号
- 011-851-3080
- 公式サイト
- https://www.hitsujigaoka.jp/
日本新三大夜景 藻岩山
「藻岩山」は札幌のほぼ中心に位置し、標高531mの山頂から札幌の街並みや石狩平野、石狩湾の大パノラマが望めます。山頂までは車やロープウェー・ケーブルカーで登れるので体力がない人でも安心。
昼の景色ももちろん素晴らしいですが、藻岩山の真骨頂はその夜景です。2015年には札幌は長崎・神戸とともに「日本新三大夜景都市」に認定されており、眼下には白色と橙色のあたたかみのある無数のきらめきが広がります。
山頂にある展望レストラン「ジュエルズ」では、地元北海道の食材を使った創作フレンチを味わいながら、夜景を楽しむこともできますよ。
藻岩山 基本情報
- 施設名
- 藻岩山
- 営業時間
- 10:30~22:00(夏期:4月~11月)、11:00~22:00(冬期:12月~3月)※上り最終20時30分
- 入館料
- ロープウェイ+もーりすカー(展望台までの往復料金)
大人1,800円、子供900円 ※幼児は大人1人につき2人まで無料 - 定休日
- 無休
- 住所
- 北海道札幌市中央区伏見5-3-7
- 電話番号
- 011-561-8177
- 公式サイト
- https://mt-moiwa.jp/
札幌の夜はここで楽しむ すすきの
札幌の夜は三大歓楽街にも数えられ、全国的にもその名が有名な「すすきの」で楽しみましょう。カフェやバー、居酒屋、ラーメン店などの飲食店からカラオケなど、多様なお店がひしめき合っているすすきの。
夜のお店などもあり一見危ない印象もあるかもしませんが、歓楽街としては全国的にも治安が良く、女性同士だけでも問題なく楽しむことができますよ。
実際に「すすきの」という地名はなく、ある一帯のエリアを指した通称のことなので、地図を探しても見つからない場合があるので知っておきましょう。
すすきの 基本情報
- 施設名
- すすきの
- 営業時間
- 店舗によって異なる
- 入場料
- なし
- 定休日
- 店舗によって異なる
- 住所
- 北海道札幌市中央区
- 電話番号
- 011-518-2005(すすきの観光協会)
- 公式サイト
- http://www.susukino-ta.jp/
夏の札幌のおすすめグルメ
牧場直営ジンギスカン店 いただきます。
北海道全域はもちろん、全国的にも店舗が広がるジンギスカン店。その中でも北海道産羊肉専門店はここ「いただきます。」だけです。
日本国内で消費されている羊肉は99.5%が輸入で、国産は0.5%しかありません。「いただきます。」では、その0.5%の中の国産羊肉の中でも2%しか存在しない幻の羊肉「北海道産サフォーク」を使用しています。
北海道に来たらジンギスカンへの情熱が詰まった「いただきます。」で、究極のジンギスカンを楽しんでみてくださいね。
いただきます。基本情報
- 店名
- いただきます。
- 営業時間
- 11:00~23:00 (ラストオーダー22:30)
- 定休日
- なし
- 住所
- 北海道札幌市中央区南5条西5-1-6
- 電話番号
- 011-552-4029
- 公式サイト
- https://xn--u8jf3af20ad.net/shop/
さっぽろ大通ビアガーデン
1959年に始まった夏の札幌の風物詩「さっぽろ大通ビアガーデン」。大通公園を会場として毎年7月中旬から約1ヵ月間開催され、約13,000席が立ち並ぶ国内最大級のビアガーデンです。
ビールの他にも定番の居酒屋メニューやジンギスカン、ご当地グルメなども提供されます。旅行者がゆっくり楽しめるめるよう、札幌市内の対象宿泊施設が予約できる「おもてなしシート」なども用意されていますよ。
さっぽろ大通ビアガーデン 基本情報
- 施設名
- さっぽろ大通ビアガーデン
- 営業時間
- 毎年7月中旬~8月中旬(詳細は毎年のイベント情報をご確認ください)
- 入場料
- 無料
- 住所
- 北海道札幌市大通公園5丁目~8丁目、10丁目、11丁目
- 電話番号
- 011-281-6400
- 公式サイト
- http://sapporo-natsu.com/beer-garden/
海の幸を安く豪快に味わう さかなや七福神商店狸小路本店
北海道の新鮮な山海の幸をリーズナブルに、備長炭の炉端焼きで豪快に味わえる「さかなや七福神商店」。メニューはザンギなどの北海道ならではの魚介からお肉、グラタンなどの洋食まで幅広く揃っています。
人気メニュー囲炉裏焼きセットでは、帆立・真いか・じゃがいも・とうきび・ししゃもがなど新鮮な食材を自分の好みで焼きながら食事を楽しめますよ。
さかなや七福神商店狸小路本店 基本情報
- 店名
- さかなや七福神商店狸小路本店
- 営業時間
- 月~金・祝前日: 15:00~23:00 (L.O. 22:30) 、土日祝日: 12:00~23:00 (L.O. 22:30)
- 定休日
- なし
- 住所
- 北海道札幌市中央区南3条西3丁目 狸小路5丁目アーケード内
- 電話番号
- 011-219-2501
- 公式サイト
- https://shitifukutanuki.owst.jp/
札幌観光で夏を思いっきり漫喫しよう!
四季折々で楽しみ方や見え方が変わる札幌観光。札幌の夏は気候的にも過ごしやすく、自然や季節の花々、歴史的建造物からアートまで魅力あるスポットを歩き回るにはいい季節です。
夏はイベントも多く開催されるため、日程を確認して、札幌観光を思いっきり漫喫しましょう!